拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ハンガリー狂詩曲第2番

2010-05-19 10:53:41 | インポート
これまで使っていた洗剤「ニュー・ビーズ」、香りが気に言っていたのですが、「すすぎ1回」「エコ」という言葉につられて、他の洗剤を試してみました。臭いがちょっと・・。身に包むものですし、昨日のクローズアップ現代でも、香りが商売につながると言っていたくらい、香りは重要です。ということで、元に戻しました。ユーロはめためた安いです。ヨーロッパはどうなるんだろう・・・なんて、実は、ヨーロッパの企業はほくそえんでいるそうですよ。ユーロ安はヨーロッパの輸出企業にとって利益ですから。たまらないのは、日本、中国、アメリカの輸出企業です。ただ、投機筋が動いていると言うことだから、そうするといずれ逆転するんじゃないでしょうか。私の子供時代の音楽生活の話です。そもそも、レコード(LP)の再生装置がありませんでした。電蓄(電気蓄音機の略。当時はハイカラな機械だったそうです。)があったのですが、故障でLPの再生ができませんでした(家が「ステレオ」装置を買ったのは、私が中学1年の時です。)。で、SPレコードばっかり聴いてました(もう若いとは言えない私ですが、でも私の年代でSPレコードをたくさん聴いたって人はあまりいないと思います。)。SPレコードっつぅのは、78回転のレコードのことで、1面が5分くらいで終わってしまいます。で、うちにそれが何枚があったのですが、私のお気に入りは、ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏による、リストのハンガリー狂詩曲第2番でして、朝、必ずこの曲を聴いてから学校に行きました。この演奏家によるこの曲とくれば、映画「オーケストラの少女」そのままです。辻井伸行さんが、よくこの曲を弾かれます(原曲はピアノ曲です。)。辻井伸行さんと言えば、ヴァン・クライバーン音楽祭で優勝されたわけですが、クライバーンは、私が最初に買ったベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」のレコード(LP)のソリストでして、ジャケットに、クライバーンが当時のソ連のチャイコフスキー音楽祭で優勝したことが書いてあり、その時のパレードの写真も載ってました(当時冷戦状態だったソ連でアメリカの若者が優勝した、というのも驚きです。)。ということで、辻井さんは、偶然にも、私のいろいろな昔の記憶を呼び覚ましてくれたのでした。

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1 コメント

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飯島先生、今日は。 (Singer Song Wine Advisor)
2010-05-20 17:43:42
ご存知かも知れませんが、辻井さんの父君は産婦人科医なのですが、その又お父さん、つまり伸行さんのお祖父様も産婦人科のお医者さんで、その昔(20年以上前に)私どもの娘を取り上げていただきました(というのが、クライバーンコンクールのあった昨年の娘の自慢でした)。娘も中学ぐらいまでピアノをやっていて、Schubert の即興曲などを弾けるところまでいったのですが....
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