拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

やさしい悪魔/がっぱら餅

2024-02-26 08:26:12 | 音楽

スズ子のところに来た家政婦のオーノさんを見て、あっ、もたいまさこさんだと思ったら大はずれ。木野花さんだった。もたいまさこさんは小林聡美さんとしょっちゅう共演してる人で、木野花さんこそが「あまちゃん」の「メガネ会計ばばあ」だった。因みに、もたいまさこさんのことを書くとどうしてもひらがなが多くなります。

オーノさんがスズ子の娘に人参を食べさせるために作ったのが「がっばら餅」。青森の郷土料理だそう。ずいぶん砂糖を入れていましたね。人参は、砂糖なんか入れなくても油で炒めるととっても甘くなるけど。つうか、ホントの「がっばら餅」には人参は入ってないらしい。

茨田りつ子が、そんなにオーノさんを推すんならなんで自分とこの家政婦さんにしなかったんだろう、と一瞬思ったけど、そっか、スズ子が子どもを抱えて大変だったのよね。史実でも、笠置シズ子さんのお宅にはお手伝いさんがいて、家族のようだったんですってよ。笠置シズ子さん、波瀾万丈の人生でご苦労なさったんだろうけど、お金はあったのよね。ある年の長者番付で2位になったそうだから。

茨田りつ子を演じる菊地凛子さんは、結構大きくて横野君より背が高いの。でも、菊地凛子さんを初めてスクリーンで見た「バベル」では感じなかった。きっと、回りの人も大きかったんだろう。役者さんって大きい人が多いってことね。因みに、ベートーヴェンの身長は160cm前後だったそうで、今のヨーロッパ人からすると小柄。すると、ベートーヴェンと「不滅の恋人」はノミのカップルだったのか?とも思うけど、ヨーロッパ人も当時の人はそんなに大きくなかったそうな。あら、そしたら、日本人は当時なら体格でひけをとらなかった?ってわけにはいかなくて、比例して、日本人はもっと小さかった。人間だけじゃなくて、猫もザリガニも蛙も亀も日本生まれは海外勢の中では小ぶり。だから日本猫はアメショーを前にすると、絶対居心地が悪いと思うの。動物は人間以上に大きさで序列が決まるみたいだから(動物同士で喧嘩するとき、とにかく自分を大きく見せようとするでしょ?)。

スズ子が東京ブギで「ブギの女王」になった、って聞いて、え?前から女王じゃなかった?と思ったら、前は「スウィングの女王」だった。ところで、「ブギウギ」と聞いて、ヴァイオリニストのウート・ウーギのことを思い出したんだけど、言葉の関連はゼロだった。「ブギウギ」 は「Boogie Woogie」で、ウート・ウーギは「Uto Ughi」だから。

ジャングルブギを歌うときのスズ子の衣装を見て(朝ドラ)、趣里さんのお母さん(ランちゃん)がメンバーだったキャンディーズの「やさしい悪魔」の衣装を思い出した。それまで清純な感じの歌と衣装だったのが、いきなりお色気路線っぽくなってびっくりした。後進で大人気のピンクレディーの影響?って言う人もいましたね、当時。

 

 



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