拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

パヴァロッティ

2009-07-01 10:15:37 | インポート
私が最初にパヴァロッティを聴いたのは、中学1年の時、NHKが招聘した第何次かのイタリアオペラ公演のヴェルディのリゴレットをテレビで視た時でした。すっかりはまってしまって、学校の文化祭で仲間募ってリゴレット(のまねごと)を上演(なんて言えない代物)したくらいです(もちろん自分が主役になって。テレビでは主役がマントを着ていたので、古いカーテンを体に巻き付けてマントの代わりにしました。)。あの時は、誰でもリゴレットを聴けば感動する、それを人々に伝えたいという「情熱」「大志」に突き動かされていました。こういった無謀な情熱や大志を持ち続けた人が偉い人になるのでしょうが、私は、たちまち、世間はそんなものではないと思い知ることとなり、収まる所に収まることとなりました。