![071213 071213](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/5d/71b94c12c4913f9855dc25b4c5f74447.jpg)
『大村しげ京都家ぐらし』 河出出版新社
図書館で借りてきました。
モノを捨てない暮らしをされ、後世のためにこうしたモノを残そうと実践されたかたのようです。
というのもこの方のことは知りませんでした。
生活で使ったモノというのは、ほとんど残ることもなく捨てられていきます。
そうしたモノに価値を見い出し収集されたというと思い出すのは、明治時代か大正時代に集められたモースコレクションを思い出します。(モース・・大森貝塚を発見した人)
使い捨てとは無縁の生活で、エンピツも写真にあるように、これでもかというくらいまで使い、それでも捨てずに残していく。
モノと人との関係をもう一度考えさせられます。
でもこんなことも書かれてあります。
「空き缶でも空箱でもなんでも残すくせがあるわたしは、まるでごもく(ごみ)の中で暮らしているみたいで、われながらがっかりしてしまう」