アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

コレクション

2007年12月13日 | 読書日記 その2
071213

『大村しげ京都家ぐらし』  河出出版新社

図書館で借りてきました。
モノを捨てない暮らしをされ、後世のためにこうしたモノを残そうと実践されたかたのようです。
というのもこの方のことは知りませんでした。

生活で使ったモノというのは、ほとんど残ることもなく捨てられていきます。
そうしたモノに価値を見い出し収集されたというと思い出すのは、明治時代か大正時代に集められたモースコレクションを思い出します。(モース・・大森貝塚を発見した人)

使い捨てとは無縁の生活で、エンピツも写真にあるように、これでもかというくらいまで使い、それでも捨てずに残していく。

モノと人との関係をもう一度考えさせられます。

でもこんなことも書かれてあります。
「空き缶でも空箱でもなんでも残すくせがあるわたしは、まるでごもく(ごみ)の中で暮らしているみたいで、われながらがっかりしてしまう」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする