アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

明日はきっと良くなる

2007年12月05日 | 読書日記 その2
『嫉妬の正体』 矢沢永一著  ビジネス社

昨夜、NHK紅白の出演者を見ていたら「馬場俊英」さんの名前を発見しました。
何度か馬場さんネタをこのブログで書いてもきましたが、1年半位前からブログの方も拝見していて、1年の間に人の環境というものは劇的に変われるものなのだなあと思いました。

事務所から解雇された時に、ミュージシャンを辞めるという選択肢はなかったのだろうか。
諦めなければ夢は叶うとよく聞く言葉だけれど、そこには諦めるという選択肢も存在する。

続けるということが答えであって、その向こうには夢が待っているのだろうか。
僕はそうに思っている。


嫉妬ということに興味を持っています。
前にも書きましたが、嫉妬をフィルターにすると、人の顔がよく見えてくるからです。

出る杭は(織田信長)は打たれ、最澄と空海、豊臣秀吉と黒田如水、大久保利通と西郷隆盛などの逸話も記されています。

日本人は嫉妬深いとよく耳にしますが、アメリカンドリームという響きの中で、優秀な日本のプロ野球選手が海を渡ってしまう現実とは関係してはいないだろうか。

この本の中でも女流作家の言葉を借りて書かれていますが、ニューヨークの生活者は、明日はきっと良い日になる、そんな思いで暮らしているから活き活きとしているそうです。(全てがそうではないでしょうが)

大晦日、「明日はきっと良くなる」と唄いきる馬場さんの歌を聴きながら、良い年になりますようにと願いましょうか。

本日、午後11時、NHK『songs』に出演されます。

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