『楽園のしっぽ』 村山由佳著 文藝春秋
『嵐山光三郎の徒然草 三木卓の方丈記』 講談社
「楽園のしっぽ」は、鴨川で農場、動物たちと暮らす日々が綴られています。
著者がこのような暮らしをしていたのを初めて知りました。
「嵐山光三郎の徒然草 三木卓の方丈記」は、分かりやすく綴られています。
あらためて読んでみると、優れた随筆だなあと思います。
徒然草には、こんなことも書かれてあります。
「長生きすれば、そのぶん恥もかくことになる。40歳になるまでに死んでしまうのが理想である。その年を過ぎてしまうと恥じる心がなくなり、自分の子や孫を可愛がり、名誉とお金がほしくなってみっともなくなる」
なるほどね~。
僕も年を重ねるごとに紳士淑女にならなければ死んでしまった方がいいと思っているのでミョウに納得してしまいます。
「方丈記」は、世間というものを熟知されている書き物と思いました。
当時は方丈記のような暮らしは異端な出来事だったようですね。
夏目漱石は、世の中はお金だけではない、と苦悩をし、吉田兼好は恥をかく前に死ねといい、鴨長明は欲望を抱いたり、ばたばたしたりせず、ただ平安であることを望み、うれいごとがないことを楽しいこととしている。
僕らにとって楽園とは、どんな世界なのだろう。
『嵐山光三郎の徒然草 三木卓の方丈記』 講談社
「楽園のしっぽ」は、鴨川で農場、動物たちと暮らす日々が綴られています。
著者がこのような暮らしをしていたのを初めて知りました。
「嵐山光三郎の徒然草 三木卓の方丈記」は、分かりやすく綴られています。
あらためて読んでみると、優れた随筆だなあと思います。
徒然草には、こんなことも書かれてあります。
「長生きすれば、そのぶん恥もかくことになる。40歳になるまでに死んでしまうのが理想である。その年を過ぎてしまうと恥じる心がなくなり、自分の子や孫を可愛がり、名誉とお金がほしくなってみっともなくなる」
なるほどね~。
僕も年を重ねるごとに紳士淑女にならなければ死んでしまった方がいいと思っているのでミョウに納得してしまいます。
「方丈記」は、世間というものを熟知されている書き物と思いました。
当時は方丈記のような暮らしは異端な出来事だったようですね。
夏目漱石は、世の中はお金だけではない、と苦悩をし、吉田兼好は恥をかく前に死ねといい、鴨長明は欲望を抱いたり、ばたばたしたりせず、ただ平安であることを望み、うれいごとがないことを楽しいこととしている。
僕らにとって楽園とは、どんな世界なのだろう。