軍隊のない国

『ことばと自然』　　鈴木孝夫　C・W・ニコル著　　アートデイズ

対談集となっています。
一番驚いたことは、日本のコンクリート消費量がアメリカの３０倍だということです。
国面積はアメリカの１／２２５だそうですから、いかにコンクリートで埋めつくされているかが分かります。
（とはいえアメリカは全世界のエネルギー消費量の１／４使っていますから）

自然災害で今、日本は揺れていますが、自然さえ残っていればなんとか人は復興できると思うのですが、その自然をも人が搾取したら、いったい日本はどうなってしまうのであろうか。

「軍隊をすてた国」というビデオを見ました。
中米コスタニカは半世紀以上も軍隊を持っていないそうです。

とはいっても問題がないわけではないのですが、基本には人の仕合わせが土台にあるようです。

九州と四国を合わせた面積に三百数十万人の人が住み、国家予算の１／４は教育に使われているそうです。
何が仕合わせか何が仕合わせでないのかを国民自身が常に考えているのではないだろうかと思う。

人はいつになったら仕合わせになれるのであろうか、いや仕合わせの上を土足で歩いているのかもしれません。