暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

伊吹山へバス旅行

2013年08月07日 | 

8月5日、バス旅行で伊吹山へ行きました。

前日から集中豪雨や洪水警報が出ていたので、
「伊吹山へ登れるのかしら?」と案じて居ました。
旅行会社へ申し込んでいたので仕方なしに出掛けたのですが、
思いがけず楽しく印象深い旅になりました。

コースは、京都駅発~醒ヶ井(水中花・梅花藻観賞)~伊吹山(お花畑を
散策しながら山頂へ)~関ヶ原(昼食:近江牛の鉄板焼きなど)~
宇賀渓(鈴鹿国定公園)三つの滝めぐり~京都駅着です。

            
            心惹かれる中山道・醒ヶ井宿

                 
             梅花藻           西瓜が冷やされて・・


伊吹山は雨は降っていなかったものの、時折霧に包まれるという天候で、
360度のパノラマ展望は無理でしたが、お花畑を堪能しました。
山頂駐車場から約40分ゆっくりお花を見ながら登ると、
日本武尊の像がある山頂です。

            
               登山道から山頂駐車場を望む

            
               お花畑がひろがっています

            
               山頂まで40分くらいです

標高1377mの山頂付近はまさに高山植物の宝庫、
シモツケソウ、オオギボウシ、クガイ草、ルリトラノオ、アカソ、
コオニユリが今を盛りと咲き競っていました。
登山道にはボランテイアの花案内人がいらして、
「高山植物の名前や特徴」などを丁寧に教えてくれました。

            
                シモツケソウの群落

            
                クガイソウ(たぶん・・)

そうそう・・・鹿とアサギマダラにも逢えました。

            
                 左上手にバンビが・・

            
                 アサギマダラ(中央付近です)

宇賀渓の三つの滝めぐりへ出かける頃に雨が降り始めました。
折角の機会ですし、地元の案内人がいることだし、
滝めぐりへ主人と手を挙げました。参加者は25名中8名でした。
バスガイドさんから
「山ヒルがいるので道の真ん中を歩いてください。
 もしヒルにやられたら案内人さんに言って対処してもらってください。
 ヒルは無理にとらずに塩をまいて自然にとるようにしてください」

約30分遊歩道を行くと最初の「白滝」が見えました。
ここで3名ほどが先へ行くのは無理と言って、引き返しました。
次の「魚止滝」まで10分位ですが、狭く歩きにくい山道になっています。
「魚止滝」まで行ってその先の滝二つは断念しました。

            
              宇賀渓の魚止滝

バスの待っている渓谷入口まで戻ってから大変!でした。
案内人さんが
「ここで衣服、ズボンの中、靴などヒルの点検をしてください」

主人がズボンをまくると、大きなヒルが1匹吸い付いていました。
(細く小さなヒルが血を吸って大きくなっていたのです・・・)
その時気が付かなかったのですが、バスに乗ってから
私の靴に付いていたヒル3匹を発見・・・危ないところでした。

醒ヶ井の湧水、伊吹山お花畑、近江牛のステーキも好かったけれど、
山ヒルのインパクトが印象に残るバス旅行になりました。

今頃になって地図を見て位置関係を調べています・・・。