小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

風太、ジニー初歩き

2007-02-24 17:59:40 | Weblog
今朝は朝から風が窓を揺らしていた。昨日から海は時化ている。昨夜は空手教室で絞られ、帰りはドシャ降りの雨に遭い散々だった。今日の天気は上向きらしい。海が時化ているけど天気は先ず先ずと言う日はやっぱりトレッキングしかないでしょう。テンションの低い息子を無理やり引っ張って、さあ今日もジニービーチ目指してレッツらゴー!

二週間前に森さん達と行ったばかりだけど息子はカヤックではジニーには行った事があるが、陸からは初めてだ。我家のルールではジニーへのトレッキングは家からの歩きから始まる。島の人はとりあえず小港海岸までは車で行くだろう。甘ーい!尻込みする息子に我家のルールは無情であった。最初の難関であるコペペ、小港越えに早くも泣きが入っていた。

そう言うと息子は何度も島に来ているが本格的な山歩きは初めてかもしれない。夜明け道路のトレッキングとかはあるけどね。途中、村のマラソン大会で二位になったパン職人さん一家にあった。小さい女の子も頑張って歩いていた。ジョンビーチまでいくそうだ。こんな子供ちゃんも頑張ってるんだ、息子よガンバ!

何とかジョンにたどり着きジニーへの最後の難関、崖下りだ。結構なスリルに息子は面白がっていた。今日はいつにも増してジニーは海が荒れていて水しぶきが飛んで来る。ここは決して気が抜けない。しかも毎回、上り下りのルートが違う。今日も無事到着。前回の森さんたちの時は二時間半を切ったが今日は二時間四十分くらい。まあ、いいペースである。

苦しみの後には必ずご褒美がある。今日も真っ白な素敵なジニービーチが我々を迎え入れてくれた。息子も感動していた。誰も居ない、一時の我家のプライベートビーチだ。ランチをしてのんびりする。至福の時だ。

帰る頃、支庁の人が一人やって来た。挨拶をしてビーチを明け渡す。今度はその人のプライベートビーチになる。なんかいいねえ。

帰り道、息子は股ズレになりマタマタ泣きが入る。足を滑らせて転びそうになりサングラスも壊れた。それでもなんとか歩き切った。また行こうね、と言ったら拒否された。でもまた誘うけどね。

今夜は夜釣りをするそうだ。疲れてる筈なのにそれは別らしい。息子よ、小笠原はいい所だろ?