小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

荷役の仕事

2007-02-08 19:48:08 | Weblog
昨日はブログ投稿の後、オガマルの荷役の仕事へ初出勤。

入港一時間前に集合、仕事の打ち合わせの後、ヘルメットを被りいざ出陣。まずはオガマル接岸のお手伝い。オガマルから投げられたロープを受け取り、桟橋にある大きなキノコのような出っ張り(クリートって言うのかな?)に引っ掛ける。これが前後で何箇所もある。そのロープをオガマル内のウインチで巻き上げ無事接岸、これからが本番。

下船客の間を縫うように船内へ、ちなみに昨日のオガマルは400人以上の乗船客を乗せてきた。船首と船尾に積まれた荷物をクレーンで岸壁へ下ろす。岸壁ではフォークリフトを使って次々と荷物を決められた場所へ運ぶ。

昨日の僕の仕事は、クレーンの先から吊るされたワイヤーの先のフックに、荷物を引っ掛ける、はっきり言えばそれだけの事なのだが、初めての事も有り、これがなかなか大変。

荷物のメインはコンテナ。天井ほどの高さのコンテナによじ登り、コンテナの四隅にフックを掛け終えたら次のコンテナへ。昨日は「とにかく見てて」と言う事で見学している時間が多かったが、見るのとやるのでは大違い。フック一つかけるにもコツがあり、プロは簡単に掛けるが、いざやってみるとこれが結構大変、万事がそんな調子。

昨日のオガマルは、通常の運行よりやや間隔が空いての入港だった事もあり、荷物の量も多く、その種類も多岐に渡っていたようである。「今日は荷物の種類も多いな、今日やっておけば次からは楽だよ」とは先輩のアドバイス。

コンテナの他に、車の新車が2台、バイクが2台、大型のプレジャーボート1隻、電信柱2本、工事用の重機や部品etc。荷物の種類によってクレーンの先に、その荷物に適したベルトやネット、ロープ等を付け、クレーンで岸壁へ下ろす。そう言えば、ボートだけは運転手さんを乗せたまま、海へ下ろしたネ、これは結構てこずった。

全てが初めての事で、あっと言う間に終わってしまった感じだが、とにかく事故にだけは注意だね。ここでの怪我は、足の裏を六針縫う程度では収まらない、最低でも骨折、場合によればあの世行きである。

最初に言われたが、とにかく安全確認、無理せず、細心の注意を払って、頑張ります!

今日の夕方、小学校にはA4の用紙40箱を初め沢山の荷物が届いた。間違いなく昨日僕が下ろした積荷だ。クレーンではなく2本の手で、それらのほとんどを倉庫へ片付けた。昨日より疲れたかも。

写真は今日の前浜、霞がかかった様な空だったが、暖かく上半身裸でランチした。