小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ボランティア休業

2006-04-27 11:30:02 | Weblog
今日は朝からドシャ降りの雨、少々の雨なら愛車(アルプスのランドナー)で行くのだがあまりの雨脚に徒歩でボランティアへ。

てきぱきとその日の業務の指示をくれるシマネエから「とりあえず事務所で待ってて」と一言。

事務所で本日のスケジュールボードを見ると、4人のスタッフがお休みになっていた。そう悪天候の日は調査に出れないためボラスタッフのお休みが増える。この時間いつも慌ただしく朝食をしているスタッフも今日は3人だけ。しかも今日お休みのイッサはとりあえず一眠りとボラ部屋に上がって行った。

ドシャ降りの為外での作業はほとんど不可、結局僕も急きょお休みという事になり、我家でとりあえずブログでもと時々外を眺めながら(急に晴れてこないかなー、120%無理)パソコンのキーをたたいている。

この島には<トビウオクラブ>と言うものがあり、内地で言う学童保育と僕は勝手に理解しているのだが、海洋センターに良くやって来る。昨日も午後やって来て一緒にカメ水槽の掃除をしたり亀を磨いてもらったりと、お手伝いをしていただき大助かり?

その後はお楽しみ竹パン作り。皆で落ち葉や薪を拾いセンター内のブロックを積んだコンロで火をおこし、竹棒の周りに巻きつけたパン生地を焼くのだ。落ち葉や薪が焼けるチリチリとした音や、炎と煙、そして香ばしいニオイ。

焼きあがった竹パンを美味しそうにかじる子供達、
「おじさんも食べない?」
差し出してくれた竹パンを一かじり、
「ウマーイ!」
チョット焦げて硬くなったホットケーキの味がした。

食べきれなくなった竹パンを持って鶏小屋へ、ちぎって上げるパンを食べる鶏に大喜び、卵を抱いている母鶏の下からつつかれながら生みたての卵を強奪?子供達と一緒に素敵な時間が過ぎて行く。

ここのボランティア活動のこんなおまけの時間も僕はとても気に入っている。
今日トビウオさんは筍ほりの予定になっていたがこの天気じゃとても無理かな、明日はセンターで収穫してきた筍焼きのはずだったのに残念だ!(旬の味がチョット楽しめるかなーと期待していたのだが)

写真は晴天の日、つかの間の昼休みを楽しむスタッフ達。