クジラ調査パート２

今日は二度目のウェザーステーションからクジラの調査。

天候もまずまず、風も白波が立つほど強くはなくまあまあのコンディションと言った所。
二度目という事もあり、早速双眼鏡を覗きクジラの捜索。

いたいた、子クジラをつれた母親と、エスコートと呼ばれる雄の３頭の群れがホエールウォッチング船の前を悠然と泳いでいる、かなり近い、双眼鏡越しに見る姿は手が届くほどに感じる。しかしタダのんびりとクジラを眺めてばかりはいられない、発見した時刻、距離、方角、頭数、行動等を記録していく。

しんまいの僕は、記録は先輩に御願いし一生懸命クジラを探すのだがなかなか思うに任せない、せっかく発見しても方角や距離がなかなかつかめず、頭数や行動までなかなか把握できない、そうこうしているうちに見失ってしまう事も何度かあった。

そんな事を繰り返しながら一日クジラを追いかけたが、正直まだまだだなーと言うのが実感。最盛期に比べるとクジラの数もだいぶ減っているそうなのだが、これでクジラがバンバン現れたら間違いなくパニックである。とにかく経験をつんで慣れるしかない、おじさんにはなかなか大変だけどネ。

そんなウェザーステーションで今日は珍しいものを見る事が出来た。
爆音をとどろかせ飛行艇が飛来したのだ。この島では急患が発生すると飛行艇で羽田まで運び都立広尾病院で対応するとの事、急病人の発生かと心配したがどうも様子がおかしい。何度も上空を旋回し、その後ゆっくり着水。
後から話を聞くとどうやら訓練飛行だったようだ。

幸いこちらに来てから風邪をひくこともなく体調はGoodであるが、飛行艇のお世話にだけはならぬ様気をつけねば！