快晴の上風も無く暖かだったので、
大津川沿いのフィールドをポタリング。
この時期の被写体は枯草や、
地面に張り付いたように咲いている蒲公英や、
冬鳥などになるが、留鳥の福良雀(冬雀)も面白い。
巻頭の写真は川原の茂みに居た100羽近い雀の群れの一部だが、
冬の雀は寒さを凌ぐため羽を膨らませ丸くなっている。
丸々とした可愛い姿は「ふくらすずめ」として季語にもなっている。
雀たちが囀っている向こうにはカワセミの翡翠色も見えている。
下の写真の雀は、畑の中の一軒家近くに居た雀で、
やはり100羽近い集団だった。
川原に比べれば少しは暖かいようで、やや「ふっくら」感に欠けている。
雀は近年まで焼き鳥屋では「雀の姿焼き」等として人に食べられていた。
酒飲みの知人の話では、開きにして焼き、骨ごと食べるらしいのだが、
頭の脳みそが特に美味しいのだという。
雀には人に捕られていた頃のDNAが引き継がれているためか、
なかなか人に馴れることがなく近付くと逃げていく。
泡立ち草の枯れ方が美しく、
適当な間隔で前景、中景、後景と逆光に映えていたので撮ってみた。
まずは前景にピントを合わせ一枚。
次に中景にピントを合わせる。
最後は後景にピントを合わせた。