MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ツメクサガとセセリ

2010年09月29日 | あらかると
いつものフィールドに、被写体を探しつつポタリングした。
車道の端や畦道や畑の際などの雑草の中で
野生化した韮の花が満開となっていた。

蝶が2匹(動物学上は一頭というように「頭」を使う)いた。
一匹は見慣れた「イチモンジセセリ」(巻頭の写真、上の蝶)
もう一匹は余り見ない蝶だった(巻頭の写真、上の蝶)。

セセリは多少近付いても逃げなかったが
もう一匹は近付くとすぐに飛んで行ってしまう。
そこで300mm(450mm)レンズを取り出して1.5m先から撮影。


撮影しているうちにまた飛んでいってしまったが
すぐに舞い戻って今度は地面に止まった。
今度は近付いても逃げない。
まるで地面に同化した様に動かない。

逃げないとなると1cmマクロ(CANON A650IS)の出番である。
そのとき撮ったのが下の写真。
液晶画面で確認すると「触覚の先端にこん棒状のものがない」し
羽を蝶のように立てない。
と言うことは日本式には「蛾」の分類に入るのだが・・・・


ポタリングで撮ってきた画像の処理が終わってから
この蝶(蛾?)の名が知りたくてネット検索。
やはり蝶類には見当たらず
蛾(900種以上)を探すこと1時間・・・やっと見つかった。

蛾の名前は「ツメクサガ」
詰草を餌にするために付いたようです。

蛾なのに目が可愛いかも・・・(下の写真)
ちなみに外国では蝶と蛾の区別はしないそうです。
なので蛾も蝶も「バタフライ」

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