MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

カラスと夕焼け

2010年09月28日 | あらかると
部屋の中で長袖を着ていても寒さを感じる日だった。
正午ごろには雨風が強くなり雷の襲来もあった。

夕刻、カラスの鳴声が騒がしかったのでカーテンを開けると、
2日間続いた雨が止んで青空が出ていた。
猛暑で外に出られなかった分涼しい日には
外に出たいのに・・・恨みの雨でもあった。

電波塔にはカラスが50羽ほど居ただろうか
すべてが野山を領域とするハシボソガラスだった。
街中に巣を作って人を威嚇するハシブトガラスと違い
穏やかなカラスである。

「七つの子」は山に巣を作るハシボソガラスだからこそ出来た
童謡の名作でもある。

童謡と言えば最近余り聴かなくなってしまった
数年前まではNHKや民放でも春に特番を放送していたが
需要がなくなってしまったのだろうか?
親子が揃って童謡を歌う機会があれば
児童虐待そのものが減っていくと思うのだが

カラスは集団になると遊ぶと言うから
てっぺんの取合ゲームをしていたのかもしれない


雲が茜色に染まる頃、3羽、5羽、7羽とねぐらに飛んでいった。



黒いカラスだけでは味気がないので小さな揚羽蝶の仲間である
「ヒメアカタテハ」を・・・小さいが美しい蝶である。


蝶といえば、9月26日のじいちゃんのブログでは、
手作りの超望遠マクロ(自作テレコン)で撮った「蝶」を紹介していました。
手作りながら素晴らしい解像度でした。
一見の価値アリです!!

じいちゃんの住む半島は渡り鳥の中継地で
これからは猛禽類が続々と観測されるようです。
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