MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

尻尾を振り振り虫が行く

2010年09月09日 | あらかると

今日のポタリング中、川の土手で揚羽蝶のような虫が歩いているのを発見した。

なかなか美しい模様の体躯だったので自転車を止めて見ていると、尻尾を振りながら歩いている。その歩き方と尻尾の上下するリズムが同じで、見ているとなんとなくユーモラスでありながらも「楽しそう」なのである。(全体の写真は気持ちが悪いので尻尾だけトリミングして載せました)

豚が尻尾を振るのは重心の安定を保つためで、犬が喜ぶときに振っているものとは別らしいが、この虫は(ネットで調べるとセスジスズメガの幼虫だった)どのような意味があったのだろうか?

キャベツなどについている紋白蝶の幼虫である小さな青虫も駄目な私は、虫の写真など撮るのも嫌だったが模様が綺麗だったので撮った一枚。(全体の写真は気持ちが悪いので尻尾だけトリミングして載せました)
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台風一過のポタリング

2010年09月09日 | あらかると
台風一過といえば澄み切った青空が定番なのだが、早朝は雨だった。ただ空気が違っていた。台風の名残の風は涼しく、空調を効かせた室内よりも心地良かった。

午前10時頃には雲間から青空が見えてきた。天気予報では最高気温が30度(実際は28.5度)で午後には晴れ渡るという。

気温がやや低めで雨の心配が無ければ、ママチャリでポタリングがいい。
ということで久しぶりにα380とA650ISを持ってフィールドに出た。6月2日に手賀沼をポタリングして以来だから3ヶ月ぶりのフィールドだった。猛暑の影響である。

稲田はすでに刈り取られている場所(巻頭の写真)があり、刈られていない場所はたわわな稲穂が頭を垂れていた。雑木林では橡や栗が丸々とした実をつけていた。人が暑い暑いと滅入っている間に、実りの秋は着実に到来していたのである。

湿地を囲む土手で弁当を食べていると、シオカラトンボ(下の写真・青い目をしていたなんて・・・)が十数匹飛び回っているのが見えた。土手を降りて蜻蛉の飛翔を見ていると大型のギンヤンマがやってきたが、カメラを構える前に飛び去ってしまった。


ギンヤンマと入れ替えに真っ赤な蜻蛉がやってきた。猩猩蜻蛉(ショウジョウトンボの雄)である。シオカラトンボに混じって飛んでいたが近くに止まった(下の写真)。真っ赤な蜻蛉がいることは知っていたが、実物を見るのも撮るのも初めてだった。


猩猩蜻蛉のオスがいるということは雌もいるはずで、次回フィールドに出たらのんびりと探してみようと思う。
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