MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

遠花火(写真俳句)

2009年07月25日 | 写真俳句

サラリーマン時代は様々なスキルアップのために「自己啓発」なるものがもてはやされる。その自己啓発には「自己啓発サイクル」というものがある。

自己啓発の最初は、他人にすすめられたりしての他己啓発によるものも多いが、その自己啓発が目標を達成してしまうと、さらにその上の物を目指そうとする意欲が出てくる。つまり一度目標を達成した喜びが、その人を更なる目標へと向かわせるのである。自己啓発目標設定→達成→自己啓発目標再設定→達成→自己啓発目標再設定と繰り返すことになる。これが自己啓発サイクルと呼ばれるものであり、自己実現のための一つのツールでもある。

隅田川の花火が家のベランダから見えた。
花火を見ながら目標や夢実現に心血を注いでいた頃が懐かしく思われた。同期や先輩を追い越しある程度の地位と収入を得、年に数回は海外旅行にも行っていた。「焼肉を食べに行こうか」と金曜日の夜から韓国に飛んだり、料亭や高級洋食店にも出入りしていた。しかし、その分犠牲になったものも多かったのではないかと今頃思っている。
コメント