MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

みそはぎ(写真俳句)

2009年07月22日 | 写真俳句
公園の湿地に咲いていたミソハギが満開だった。祖霊を祀る盆の供花に良く使われる花で、聖霊花(しょうりょうばな)とも呼ばれる。
お盆の時期には必ず咲く花で、秋の彼岸に咲く彼岸花とともに、祖霊供養の時期であることを知ることのできる花でもある。

先日近親者の野辺送りをしたが、歌人であり川柳の知恵者であったという。最新式の葬儀で、遺影は液晶式になっており住職の読経前に、生前の様々な写真をもとに構成された故人を偲ぶビデオが流されていた。

まもなく月遅れのお盆がやってくる。中国も韓国も台湾もそして日本も帰省の大ラッシュが繰り返される時期でもある。

「みそはぎ」はほかに、溝萩(みぞはぎ)、鼠尾草(みそはぎ)、千屈彩(みそはぎ)、水懸草(みずかけぐさ)、水萩(みずはぎ)、草萩(そうはぎ)との名前がある。
ちなみに上の写真の蝶の名前は「イチモンジセセリ」、目が大きく何かのマスコットになれそうな蝶である。
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