MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

べにしじみ(写真俳句)

2009年07月01日 | 写真俳句

左の羽の一部が白くなっている変わったベニシジミを見つけた。資料に寄ればベニシジミは白化することがあるという。もう少し羽が完全でもう少し白化していたなら珍しいベニシジミになっていたと思われるか、蝶については門外漢なので詳しいことは判らない。
わずかの梅雨の晴れ間に生まれたことを考えれば、青空がせめてもの贈り物となったに違いない。虫たちにとっては小さな雨粒さえ岩のような危険物であるに違いないのだから。

ベニシジミは春と夏では色が異なるらしい。撮影時の明るさや露出などの違いはあるかもしれないが、春先に撮った下のベニシジミは色合いがやや鮮やかである野に対し、夏の蝶はやや黒さが目立つようだ。
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