MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

田舎の寸景

2015年08月17日 | あらかると

昨日、今日と何時雨が降ってもおかしくない空模様で、
今日は、断続的な降雨があった。
となると・・・
このブログのネタとなる写真も撮れないという訳で、
一昨日撮って来た田舎の気になる光景を紹介。

田舎には、西仁連川、東仁連川とその間を流れる、
干拓前の沼の名を冠した「飯沼川」が流れている。
飯沼という地名は村名にも使われていたが、石下町との合併で無くなり、
石下町は水海道市との合併により常総市に生まれ変わった。

田舎を出て50年、その当時はさほど目立たなかった欅は、
相当な大木に成長したようで突出して目立っている。
自分では気づかない50年の歳月を欅は成長に寄って刻み、
今後も刻み続けることであろう。


上の写真の葛が繁茂している場所は農地だったが、
河川改修のために整地され、結果的には雑草地になってしまった。

道路のガードレールの外側は、1mを越すような雑草で埋まり、
カーブのある場所では見通しが悪くなっていた。
昔からある道路なので県道と思われるが、刈り込みの予算が無いのだろうか?


最近変わったことの一つに旅客機の上空通過があり、
その便数も増えているようだが、
茨城空港の開港が影響しているようである。
下の写真は夕日を浴び、南東へ飛んで行ったJAL機。


姪の子が飼い始めて5年目の「モモタロウ」
人懐こい猫で呼ぶと誰にでも寄って来る。
姪は人命救助で「紅綬褒章」や「総理大臣感謝状」等を受け、
近日中には、親子揃って新たに日本財団の表彰を受けると言う。


巻頭の写真の右高台には母校の小学校があったが、
市町村合併や少子化などの影響で今は廃校になっている。

室生犀星は「ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふもの」と詠うが、
子供の頃に遊んだ光景が消えてしまっていることを思えば、
「悲しく詠うもの」なのかも知れない。
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