MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

コラーゲンたっぷり、マグロのカマの甘辛煮

2015年08月22日 | たべもの・料理

今日は常用薬がなくなったので通院した。
一部の薬は一昨日に切れていたが、
前回(2ヶ月前)の土曜日に診察してくれた若い先生が、
「毎週土曜日に居ますのでまたきてください」とのこともあって、
平日よりも待ち時間の少ない今日になったのである。

私の場合は「薬だけの処方」なので、担当医を決めていなかった。
というより、以前の担当医が理由も告げずに(私に無断で)、
新しく薬を追加したため信用できなくなり、
その担当医の勤務日以外の日に通院したため、
通院するたびに担当医が変わったのである。

で、今日もその若い先生に診察を受けたのだが、こんなことを言ったのである。
「私はこの中性脂肪を減らす薬は必要無いと考えています、
中性脂肪の数値は、食後や空腹時や運動後など変化するものなのです」と・・・・
目から鱗だった。
これまで数十年様々な医師に出会っているが、
「薬を減らそうとする医師」に出会ったのは初めてである。
若い医師だが真剣に患者に立ち向かっていて、将来の大器を感じさせられた。

確かに健康診断前に、ウオーキングをしたり、野菜食にすると、
血糖値は下がり、中性脂肪やコレステロール値も正常であることが多い。
ということは、
条件の悪いときに血液検査などをすると数値が悪く、
その結果だけによって薬が処方される危険がある事になるのである。

閑話休題。

通院後に立ち寄ったスーパーで「マグロのカマ」を売っていたので買って来た。


マグロのカマといえば「カマトロ」の取れる部位であるから、
不味いはずは無く、肉付きもよかった。


が・・・・マグロのカマを買うのも料理するのは初めてで、
どのように料理すべきか迷った。
肉もそうだが料理するには、生、焼、煮の順で美味しいといわれる。
カマは骨が硬く解体が難しいため、結局「煮」にした。


ある程度マグロに火が通った所で火を止め冷めるのを待った。
煮汁はその後に使うので、煮るための水は少ない。


冷めたら、手で肉の部分を取り外すが、
部位に寄っては骨片のような鱗があったり、
鋭く尖っている骨もあるので、怪我をしないように細心の注意が必要。


残った煮汁に、取り出した肉の部分をいれ煮込んでゆく。
途中で、味醂、砂糖、醤油を適宜入れ煮汁が少なくなったら完成だが、
途中で味見をしながら自分好みの味に整えてゆく。


早速今夕のおかずとなった(巻頭の写真)が、
煮汁を多く残すことにより、保存容器に入れて冷蔵庫で保存すると、
煮汁は「にこごり」としても楽しめる。
さらに、
煮汁がなくなるほどに煮込んでゆけばある程度保存可能な「マグロの佃煮」にもなる。

マグロ特有の匂いがあったので、針生姜か生姜の絞り汁を入れるか迷ったが、
マグロ本来の香りがなくなりはしないかと思い、今回は余分な香り付けはしなかった。
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