今週は快晴の日が続き、
あちこちと徘徊していたために、
中々筋肉痛が収まらない。
ということで勤労感謝の日のきょうは、
私にとっては「筋労感謝」として室内に閉じこもっていた。
勤労感謝の日は、神道で言う「新嘗祭」で、
五穀豊穣を神に感謝する日で、且つその五穀を楽しむ日でもある。
しかし、
最近では寺社信仰をする若者は少なく、あちこちの寺社が荒れてきており、
かって男女の出会いの場でもあった村祭や盆踊りなども、若者不足で消えている。
そういう私も「ノンポリ派」で、寺社にも祭りにも興味なく、
信仰も持たないが、消え行くものは寺社関係に留まらないようである。
先日の我孫子市文化祭の「盆栽展」鑑賞時に、
丁寧に説明してくれた盆栽愛好家が語っていたが
盆栽人口が年々少なくなってきており「消滅の危機さえあるのだ」と・・・
閑話休題
巻頭の写真は日出だが、この数日間は地平にある雲だけで、
全天快晴の日が続いている。
で・・・・
雲なしの快晴の日に限って当地からも「赤富士」が見られた。
若いときに三つ峠登山で見た赤富士程の凄さは無いが、
日の出前後に赤く染まる富士は、大観や広重の絵を思い起こされる。
16時を過ぎると空は茜色を呈してきて、
日没近くになると都心のビル群も茜色に染まる。
丹沢山塊の山の端に太陽が沈むと、
富士の裾野から光が射すごとくに「富士の陰」が現れる。
日没後も、富士山のシルエットが残る限り富士の陰はみられるが、
この現象は、雲の無い快晴の日没時に見られることが多い。