MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

山茶花と紅葉と「鵜呑み」する鵜

2013年11月21日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

21世紀の森と広場も秋の深まりとともに、
公園の光景が黄葉によって明るく華やいできている。

下の写真はレストラン裏の木道から、
「野鳥観察小屋」や「公園西口」への遊歩道を撮った光景で、
枯れ始めた雑草や、園外のイチョウの黄葉に秋の深まりが感じられる。


いつもは園内ばかりを回っているので、
西口から出て、公園に沿って走る一般車道を歩いてみた。
イチョウの黄葉もよかったが、
写真の構図的にはやや難があり良い写真は撮れなかった。
が・・・・
西口近くの欅の黄葉がほぼ一色に染まり、
近辺を明るくさせるほどになっていた。


公園の中からは見えない小さな農地には巻頭のような、
山茶花が咲き乱れていた。

園内をほぼ半周し、千駄堀池の階段状の岸辺で休んでいると、
余り見慣れない大き目の野鳥が水中から顔を出した。
川鵜である。


暇に任せて暫く見ていると見ていると、
潜水を繰り返しつつ、浮かんでは人の動きを気にしているようで、
岸には余り近付いてこなかった。
と・・・・
鵜の動きがかなり荒くなり水しぶきを上げながら何かと格闘していた。
やがて魚の頭を咥えて浮き上がってきた。
大きな鯉である。
余りにも大きすぎて食べられないだろうと思って撮っていたが・・・・


約1分後、見事に口に収めそのまま呑込んだ。
いわゆる「鵜呑み」というやつである。
何も咥えていないときの嘴からは想像できないほどの口の大きさで、
食道のある首も伸縮自在のようだった。


千駄堀池には大きな鯉がいて子供や大人達を楽しませてくれるが、
外来魚のブルーギルの数も多く、
カワウにはむしろそっちのほうを食べて欲しいと思うのだが・・。


紅葉を始める楓の樹も日ごとにその本数が増えているが、
今は、欅や橡や公孫樹や蔦などが見頃となっている。
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