MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

消えた春夏秋冬を偲ぶ

2011年02月06日 | あらかると
春は萌え


夏は緑に


紅の斑に見ゆる秋 (の山かも・柿本人麿<万葉集>)


そして人麿の歌には詠われなかった「冬景色」。
これらは10年も親しんできたベランダからの春夏秋冬だった。


ある朝、チェーンソーの音にベランダに立つと、下のような光景が・・・
樹木の枝が切られている、ムザンニキラレテイル・・


道路を隔てた隣の杉の木と肩を並べて成長していたのに、


見事なほどに枝が切り落とされ、無残な光景になってしまった。
これ程までに切られるなんて・・・
過去に写した前出の「やすらぎの春夏秋冬」の光景は、
これから先、10年近く見ることは出来ないに違いない。


無残な姿に過去の写真から振り返ってみました。
余りにも普通の光景なので撮ることは少なく、掲載の4枚を探すだけでも大変でした。
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