MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

北帰行準備

2011年02月21日 | あらかると

久しぶりに晴れ上がったので近くの川まで散歩。
様々な種類の梅の花を目にすることが出来たが、
ほとんどが民家の庭先に咲いていたため撮影は自粛した。

川岸には春の花は何一つとして咲いていなかったが、
猫柳の蕾が大分膨らんでいた。
結局被写体は水鳥が中心となってしまった。

鴨の小さな集団があちこちに見られた。
渡ってきた頃の鴨は人を警戒していたが、
人にも少し慣れてきている様子で落ち着いていた。

小さな集団を作っているのは「北帰行」の準備なのかもしれない。
巻頭の写真には7羽ほどが写っているが、尾長鴨に混じって嘴広鴨が見られる。

21世紀の森と広場の池でもそうなのだが、
尾長鴨20羽に対して嘴広鴨は2~4羽程度であることが多い。
もしかすると同じ群れで北帰行をするのかもしれない。

下の写真はコガモの雄。
羽の手入れをしているようで、潜ったり羽を広げたりせわしなく動いていた。


尾長鴨の食事風景。尾長鴨は番で行動していることが多く、尾の黒いほうがオスである。


鴨を撮っている時目の前を翡翠が横切り近くの枯れ枝に止まった。
と言っても、300mmの望遠レンズでは遠すぎて、色で翡翠とわかる程度の写りだった。
右下には「バン」が餌をあさっている姿が偶然に写った。


トラツグミ(幼鳥かも)が、イソメかゴカイのようなものを啄ばんでいた。
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