港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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世界の街から95----ニューヨーク建築あれこれその3

2013-07-26 08:04:08 | アメリカの街から
ニューヨークの建築あれこれ続きです。

○ハースト・タワー
 セントラルパークの近くにある目立つビルである。ノーマン・フォスターの設計である。
アール・デコの古いビルの上に182m、42階建ての超高層ビルが建っている。
 3角形を基本にしたエクソスケルトン構造でできている。下の建物と上の建物のデザインが全く調和していないのが、かえって前衛的で面白い。

○ホイットニー美術館
 マルセル・ブロイヤーの1966年に建てられた代表作の一つ。上にいくほどセットバックしてせりだしていく形態が新鮮である。

○ブルックリン美術館
 ブルックリン美術館はニューヨークで2番目に大きな美術館で特にエジプト美術の展示が充実している。もともとは1880年代の古典的なデザインの建物である。その後、1970年代、1980年代に拡張されている。さらに1986年、ブルックリン美術館拡張マスタープランコンペが開催され、磯崎新氏とジェームス・スチュアート・ボルシェックチームが当選した。1991年にレクチャーホールが完成し、2002年に表玄関ホールと公共広場の工事が行われた。
 複雑な曲面の形態のガラス屋根で覆われた玄関ホールは明るく気持ちがよい。ガラス屋根は建物からつられた構造になっている。古典的な建物ともよく調和している。さすが磯崎氏のデザインである。

○プロスペクトパークとブルックリン植物園
 プロスペクトパークはブルックリンにありセントラルパークに匹敵する巨大な公園。その中にあるブルックリン植物園は桜の名所で桜まつりには大勢の人でにぎわう。日本庭園もある。

ハーストタワー

ハーストタワー
古い建物と新しい建物の対比が前衛的

ホイットニー美術館

ホイットニー美術館

ブルックリン美術館の玄関ホール 磯崎新氏など設計

ブルックリン美術館玄関ホールと広場

屋根を上も歩くこともできます

ブルックリン美術館の内部空間

内部空間

古い建物の部分

ブルックリン植物園

ブルックリン植物園 桜が散った後

ブルックリン植物園の日本庭園
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