1月31日、ちいバスとバス停について港区交通計画課担当者3名と港区まち創り研究会のメンバー4名で打ち合わせをしました。
1 ちいバスのバス停については以下の報告がありました。
ちいバスのバス停は現在、215ヶ所あり、そのうち屋根があるのが36ヶ所、ベンチがあるのが47ヶ所です。今年度は港南小学校前の停留所に屋根とベンチが設置されます。
予算の関係ではっきり言えませんが、今後、年数ヶ所ずつ整備していく方針です。
歩道の広さが3m以上ないと、基本的には屋根もベンチも整備できないことになっています。ベンチと屋根では費用も申請の手続きも大きく違います。屋根の場合は建築の構造物となり、消防、警察、建築審査会等の申請が必要です。屋根の場合、しっかりした基礎がいるので掘削してみて道路下に配管がある場合は設置できないこともあります。
ベンチは固定されなければいけません。一般の区民がバス停前の歩道にベンチを置くことは、基本的には認めていません。
民地にバス停のベンチや屋根を設置することは自由ですが、それを支援する制度は今のところありません。管理も民地側で行うことになります。
ベンチの整備については、高輪地区総合支所の独自の制度「どーぞの椅子」を使うことも検討しています。屋根とベンチが一体となったバス停は理想だと思います。
バスロケーションシステムは、一つの停留所に100万円かかり電気の供給も問題です。
2 ちいバスについては以下の報告がありました
ちいバスは都バスが2路線廃止されるので、それに代わるバスを区で運行しようということから始まりました。その後、5路線が整備され現在7路線です。
ちいバスの目的は「生活利便」、「福祉の向上」、「地域活性化」です。
ちいバスが始まって最初は実証運行ということで、経費に対して収入が40%を超えることが条件でしたが、実際は56.9%になり継続することになりました。
東京都23区のうち、22区がコミュニティバスを運行していますが、最も路線も利用者も多いのは港区です。70才以上の高齢者、障害者、妊婦や1才未満の子どもは無料しており福祉の面でも最も充実しています。
今後は、路線を増やすことは考えていませんが、路線によって小型バスから大型バスに変えることは検討しています。
採算面の向上では、広告収入を増やしていくことは検討しています。
区民からの要望として、以下のことがあげられます。
・時間が正確にこない。
・始発、終発の時間を延長してほしい
・ベビカーの乗客が場所をとって、他の乗客が迷惑している。マナーの徹底を望む。
ちいバスの今後の整備方針は「港区地域公共交通会議」というのが年2回あり、東京都、警察署、港区担当課などが集まって決めています。
・打ち合わせを終えての感想
交通担当課の方は、ていねいな対応で話もわかりやすかったです。ありがとうございました。
厳しい道路法の制限、区の予算を考えるとバス停の整備には相当時間がかかりそうであることがわかりました。
こちらが考えている民地を利用したバス停の整備について、区として後押ししてくれるとありがたいですが、それは今後の課題です。
ちいバスについては、他の区よりずっと充実していることは初めて知りました。これからももっと進めてほしいと思います。生活利便、環境面、福祉の面でもちいバスは素晴らしい制度だと思います。
1 ちいバスのバス停については以下の報告がありました。
ちいバスのバス停は現在、215ヶ所あり、そのうち屋根があるのが36ヶ所、ベンチがあるのが47ヶ所です。今年度は港南小学校前の停留所に屋根とベンチが設置されます。
予算の関係ではっきり言えませんが、今後、年数ヶ所ずつ整備していく方針です。
歩道の広さが3m以上ないと、基本的には屋根もベンチも整備できないことになっています。ベンチと屋根では費用も申請の手続きも大きく違います。屋根の場合は建築の構造物となり、消防、警察、建築審査会等の申請が必要です。屋根の場合、しっかりした基礎がいるので掘削してみて道路下に配管がある場合は設置できないこともあります。
ベンチは固定されなければいけません。一般の区民がバス停前の歩道にベンチを置くことは、基本的には認めていません。
民地にバス停のベンチや屋根を設置することは自由ですが、それを支援する制度は今のところありません。管理も民地側で行うことになります。
ベンチの整備については、高輪地区総合支所の独自の制度「どーぞの椅子」を使うことも検討しています。屋根とベンチが一体となったバス停は理想だと思います。
バスロケーションシステムは、一つの停留所に100万円かかり電気の供給も問題です。
2 ちいバスについては以下の報告がありました
ちいバスは都バスが2路線廃止されるので、それに代わるバスを区で運行しようということから始まりました。その後、5路線が整備され現在7路線です。
ちいバスの目的は「生活利便」、「福祉の向上」、「地域活性化」です。
ちいバスが始まって最初は実証運行ということで、経費に対して収入が40%を超えることが条件でしたが、実際は56.9%になり継続することになりました。
東京都23区のうち、22区がコミュニティバスを運行していますが、最も路線も利用者も多いのは港区です。70才以上の高齢者、障害者、妊婦や1才未満の子どもは無料しており福祉の面でも最も充実しています。
今後は、路線を増やすことは考えていませんが、路線によって小型バスから大型バスに変えることは検討しています。
採算面の向上では、広告収入を増やしていくことは検討しています。
区民からの要望として、以下のことがあげられます。
・時間が正確にこない。
・始発、終発の時間を延長してほしい
・ベビカーの乗客が場所をとって、他の乗客が迷惑している。マナーの徹底を望む。
ちいバスの今後の整備方針は「港区地域公共交通会議」というのが年2回あり、東京都、警察署、港区担当課などが集まって決めています。
・打ち合わせを終えての感想
交通担当課の方は、ていねいな対応で話もわかりやすかったです。ありがとうございました。
厳しい道路法の制限、区の予算を考えるとバス停の整備には相当時間がかかりそうであることがわかりました。
こちらが考えている民地を利用したバス停の整備について、区として後押ししてくれるとありがたいですが、それは今後の課題です。
ちいバスについては、他の区よりずっと充実していることは初めて知りました。これからももっと進めてほしいと思います。生活利便、環境面、福祉の面でもちいバスは素晴らしい制度だと思います。
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