港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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世界の街から117 スウェーデン ストックホルム 第1回

2014-01-09 10:15:39 | スウェーデンの街から
私がストックホルムを訪れたのはおよそ25年前である。もちろん夏の季節であるがこんな美しい街があるかと感激した記憶がある。しかし、冬の季節は大分印象が違うだろうなと想像する。
最近、ストックホルムは環境に配慮している都市として世界の注目を集めている。ちよっと写真は古くて恐縮ですが、港区のまちづくりに参考になると思い紹介する。
1 水辺と接する街
 地図を見ると、ストックホルムの市街地は入り組んだ入江と接している。海際に遊歩道があり、海を見ながら歩いているだけで楽しい。海にはヨットや船も停泊している。
北欧のヴェネチュアといわれるゆえんである。市街地の建物の高さや色も統一されている。
海と市街地がこんなに接することができ、その特性を生かしている街は世界でもあまりない。
2 ストックホルム市庁舎
 この市街地のいろいろな所から見ることができ、まさにシンボルとなっている建物がストックホルム市庁舎である。大学の授業の時、今井兼次先生、穂積信夫先生がこの建物を絶賛していた。一度は見てみたいと思っていた。
 20世紀の初めに建てられたこの市庁舎はラグナル・エストベリの作品である。特に奇をてらったデザインではないが、とにかく建物全体に気品がある。高い塔の部分と母屋とのプロポーションがよく遠くから見ても美しい。海に映る姿は特にすばらしい。近寄ってみても、テクスチャーや細部まで、細かく神経の行き届いたデザインになっている。ノーベル賞晩餐会の会場にもなっているこの建物、まさにストックホルムを代表する建築となっている。

入り組んだ入江に接する都市 (絵葉書より)

海と接する遊歩道

海際の景観

子どもも海ぎわで遊んでいる

高さの整ったまちなみ

街路樹とまちなみ

海際の景観

ストックホルム市庁舎

ストックホルム市庁舎の塔

プロポーションのよい建物

内部

内部

塔の上から下の広場を見る

遠くから見るストックホルム市庁舎


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