港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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新人港区議会議員さんに議会活動を聞く会第2回が開催されました

2013-05-26 08:19:52 | 港区まち創り研究会
第2回は5月25日横尾俊成議員、清家あい議員を迎えて、東海大学高輪キャンパスで開催されました。前回よりは少し多かったのですが、やはり参加者は少なかったです。
 今回は、少し会の進め方を変えできるだけフリーな討論の時間を多くするようにしました。最初にそれぞれの議員さんから20分程度活動の報告をしていただきました。
 横尾議員は自己紹介、赤坂地区の清掃活動を行っているグリーンバードの活動の説明、誰でも参加できる仕組みづくりの話、さらにパワーポイントを使って、主張されている青空議会、やんちゃし放題の公園など20のアイディアの説明、防災についての話、地域の人がみる町中保育園などの話をされました。ただ、これらのアイディアすべてが議会の中で議論され実現されていくには、まだまだ時間がかかりそうです。
 清家議員も自己紹介から始まり、港区ママの会と一緒に行った放射能対策の話をしました。最初は、港区はほとんど考えていなかった放射能対策について、放射能測定の実施、放射能除染ガイドラインなどを勝ち取ったことなどの話をされ、さらに、田町駅東口再開発の「文化芸術ホール」建設の現行計画中止を実現したこと、子育て環境の改善で3年保育化拡大、保育園の待機児童問題などに取り組まれた話をされました。
 会場から活発に質問がでました。行政は、区民からいろいろ意見を聞こうとする姿勢はあるが、それが施策にどのように反映されたのか、その後の説明にかける、防災では、区民の8割が住んでいる共同住宅の防災対策が不十分であるなどなど。会派の枠組みが強い区議会のありかたにも問題。特に驚いたのは、議員同士が議論する場がないということでした。同じ会派の人同志は会派の中で議論する機会があるが会派を超えた議員同士で議論する場がないということです。区民が参加して発言できる青空議会の実現についてもみなさんから意見がだされました。流山市で実現している市民参加型議会の話もでました。
 行政、区民、議員が一堂に会して議論する会を開きたい、ツゥイッターの意見に頼りすぎるのも危険、行政は既存の町会・自治会だけしか見ていないなどなど。
 また、区議会議員と区民が話し合う会はなかなかよいが、広報が十分でなく参加者が少なくもったいない気がするという意見もだされました。
 積極的な区民は直接行政に注文をつけるので、あまり議員を通して行政に働きかけることはないので、区民にとって議員の役割がよくわからないとの意見も。
 とにかく、時間が足りないほど区民の方からご意見がだされたのは収穫でした。また、出席された4人の新人区議会議員さんは、それぞれしっかりしたご意見やアイディアも持ち、活動もされていることがわかりました。出席された参加者はみなさんこの会を評価していただいたので、これからは出席者をいかに多くするかが主催者の課題です。
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