港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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世界はスマートシティラッシュに!

2021-02-20 22:58:58 | まちづくり
YouTubeなどで得られた情報では、世界各国は、AI,IOT、自動運転、電気自動車などを活用したスマートシティの開発競争が激化している。
これが2025年までにある程度実現していくことが考えられる。
サウジアラビアの新都市NEOMがすごい。
NEOMにおける重点分野として、①エネルギー・水、②モビリティー、③バイオテクノロジー、④食、⑤技術・デジタル科学、⑥先進的製造、⑦メディア・メディア制作、⑧エンターテイメント、⑨NEOMの基盤である生活、の9分野が掲げられている。また、都市開発においては新たな生活様式を最先端のテクノロジーによって実現することが謳われており、消費電力は太陽光や風力など再生可能エネルギーに100%依存、全面的なe-ガバナンスの実現、ネットゼロカーボン・ハウスを標準とする建築、などが生活の基盤となるよう設計される。開発プロジェクトの第一段階は2025年までに完了することが予定されている。
エジプトの新都市開発も進められている。
人口の増加に直面するエジプト政府は、第四世代都市と呼ばれる大都市を複数構築する計画を持つ。エジプト・トゥデイ紙は、新首都も含め、ギザの新地区や新ルクソールなど、20の都市を第四世代都市として開拓予定だと報じている。
 なかでも新首都は、エジプト初のスマート・シティになると見られている。当局に自動通報する火災報知器のほか、スマート交通管制システムなどを導入する。科学技術を教えるキャンパスも備え、エジプトで最もハイテクな都市になる予定だ。都市内にはアフリカで最も高いタワーの建設も予定されている。
アメリカもニューヨーク、サンフランシスコなど5都市にスマートシティ計画が勧められている。
カナダもいくつか計画が進められている。
インドでも多くの新都市開発計画がある。ヨーロッパでもロンドン、パリなどあちこちで開発が進められている。

いままでの都市技術、国や自治体の都市制度などが大きく変わると考えられる。
何か恐ろしいほどである。
その反面、google社が行おうとしたトロントのスマートシティ構想は頓挫している。
技術面ではなく、住民がすべての個人情報がgoogle社に把握されることからの反発である。
安心、安全便利な生活を送れる反面、情報管理が徹底されることである。
ドローンによる流通、空中タクシーなど、AIによる都市管理技術など、新しい技術システムはどんどん実現されるであろう。
このような都市に住む人は幸せな生活を送れるのか多くの疑問も多々ある。
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