高輪地区CCクラブ主催「渡邉義信さん」の講演会が開催されました

5月17日HUG高輪で今年9月に100歳になられる「渡邉義信さん」の講演会が開催されました。
会場は20人を超える盛況でした。
電動車椅子で自由に歩き回れる渡邉さん、声も大きく頭もしっかりしており、本当にお元気そうでした。
私（安藤）や会場の方からの質問にもはっきり答えられていました。
健康法についての質問は？特に、何もせず普通に過ごされているそうです。
大きな病気はかかったことがなく、特に健康診断も受けず、薬もほとんど飲まれないとのこと。
基礎的な体力が優れているのですね。
数々の発明の話は興味深かかったです。あくなき好奇心、柔らかい発想、鋭い観察力が発明の力になっていたのですね。
水洗便所に関わる発明も多く、渡邉さんのおかげで水洗便所は日本全国に普及したのです。
今でも、船が転覆した時、乗員を助ける救命体の発明を考えているそうです。
これが早く実現していたら、知床半島の事故で多くの人を助けることができたかも知れません。
リタイア後、趣味や様々な地域活動をして、忙しい毎日を過ごされていました。
趣味では水墨画を60歳から始められて、大きな展覧会に毎年入選される腕前です。その他、俳句もずっと続けられています。
100歳、ただ過ごされているだけでなく、いつも全力で自分の力を出し切り、また楽しそうに過ごされているのに、感心します。
こういう生き方はまさに、人生の過ごし方の手本です。私も渡邉さんの生き方を目指したいですが、体力的に無理なようです。
最後に、高輪地区CCクラブから100歳のお祝いの品が送られました。
ほのぼのした温かい気持ちになる会でした。

渡邉さんの経歴の紹介（安藤）

お元気に話される渡邉さん

会場の様子

高輪地区CCクラブから100歳のお祝いの品の贈呈（贈呈者は吉田由紀子さん）