港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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泉岳寺隣の開発心配?「堀部安兵衛」の名の手紙

2015-01-29 22:07:04 | 高輪地区のできごと
泉岳寺隣の開発心配?「堀部安兵衛」の名の手紙

1月29日の朝日新聞朝刊にこんな記事が掲載されていた。
「泉岳寺の歴史的文化財を守る会」の吉田朱音さん宅に、毛筆体で印刷された「堀部安兵衛武庸」からの手紙が入っていた。「近頃なにやら騒がしく、ぐらぐら揺れることあり」、「人が鉄のからくり物を使うて揺らしている」、「火の見やぐらのような高いところから見張られては、やすやす眠れぬゆえに御免こうむりたく」などと書かれていた。
手紙に自治宝くじ10枚、「ロト6」30口、「ナンバーズ4」7口が同封されていた。
守る会は、建設を止めるために、港区に土地の買い取りを求めている。買い取り価格は想定で10億円。すべてのくじで一等が当たれば賞金は約2億円。会は全額を区に寄付するつもりだ。誰がしたためたのか、消印は安兵衛の生誕地・新潟県新発田市になっている。

高層マンションの計画を阻止する気持ちを表現するために、こんな手を使うとはなかなかユーモアのある人物である。トラスト運動のように、土地を買うために全国の人から寄付金を集める方法もあると思う。もし買い上げることができたら、この場所を忠臣蔵観光センターにしたらどうだろうか。
世界中から観光客を集める観光資源、泉岳寺・忠臣蔵の活用が図られるのではないだろうか。

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