港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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国際交流のつどいが開催されました

2012-09-24 06:14:54 | 高輪地区のできごと
9月22日「国際交流のつどい その2」が東海大学高輪キャンパスの教室で開催されました。みなトーク会が主催ですが、知人、友人、地域の方など52名が参加し、大盛況の会になりました。ギリシャ大使夫人など外国の方も数名お見えになり、文字通り国際交流のつどいにふさわしい会になりました。
 講演されたのはアメリカ人のイツカ・スターンさんで、夫妻ともどもこけしや御所人形の大ファンで日本にいる間に収集したこけしは1400本あります。こけしの産地別の特徴や制作の過程、制作している職人についてなど、こけしにまつわるいろいろな面白い話をパワーポイントの映像でわかりやすく説明されました。さらに、映像プロデューサーの大和田さんからこけしの制作過程の動画の説明がありました。
 また、イツカさんの知り合いの御所人形作家の吉野光宝さんから御所人形の説明がありました。真白な肌にぽっちゃりとした肉付き、小さな手足に大きな頭。愛くるしい表情をした童子の姿そのままに作られているのが御所人形です。一つ数十万円もするそうです。
 近年、日本人の関心が薄くなりつつある日本の文化について、その素晴らしさを外国の方から指摘されて再認識する会でした。
 講演の後、おいしい手作りのケーキを食べながら、懇談会になりました。会場から英語と日本語で質問が飛び交いました。司会・進行・通訳の安藤まりえさんは大変でしたが、上手にさばいて、なごやかで活発な会になりました。

イツカ・スターンさんと司会の安藤まりえさん

イツカさんが持ってきたいろいろなこけし

吉野さんの持ってきた御所人形
コメント
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