今日は、この街にいます。

昨日の街は、懐かしい記憶になった。そして・・

286 下妻(茨城県)・・・砂沼のほとりで夜雨の詩碑に逢う

2010-07-20 21:16:53 | 茨城・千葉
昔、横瀬夜雨(やう)という詩人がいた。明治11年(1878年)、旧常陸国の真壁郡横根村(現下妻市)に生まれ、昭和9年(1934年)に57歳の生涯を閉じるまで、自ら「筑波は近く富士は遠く、筑波の煙は紫に、富士の雪は白い」と詠って故郷を離れず、創作に取り組んだーー。これは「下妻市ふるさと博物館」で初めて接した知識である。下妻の街さえ知らなかった私に、作品どころかその名に触れた記憶もない詩人であった。 . . . 本文を読む
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