昔、横瀬夜雨(やう)という詩人がいた。明治11年(1878年)、旧常陸国の真壁郡横根村(現下妻市)に生まれ、昭和9年(1934年)に57歳の生涯を閉じるまで、自ら「筑波は近く富士は遠く、筑波の煙は紫に、富士の雪は白い」と詠って故郷を離れず、創作に取り組んだーー。これは「下妻市ふるさと博物館」で初めて接した知識である。下妻の街さえ知らなかった私に、作品どころかその名に触れた記憶もない詩人であった。 . . . 本文を読む
カレンダー
カテゴリー
最新記事
最新コメント
- 出雲街道ツーリングX/887 安木(島根県)出雲族鋼鍛いて安来節
- yoshiki/539 八ッ場(群馬県)沈み行く美田を最後に見下ろして
- 池田 剛/391 名舟(石川県)おそろしや御陣乗太鼓が響く海
- ETCマンツーマン英会話/416 バルセロナ =6=(スペイン)
- iina/432 六本木(東京都)バブル弾け蜘蛛がはびこるヒルズかな
- 佐藤/383 武蔵境(東京都)自転車は専用レーンをスーイスイ
- 給料計算の手帳/307 神代(東京都)・・・園内の女性はみんな花の精
- sarasoba12/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋
- machi-1/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋
- sarasoba12/294 大王崎(三重県)・・・水軍も絵かきの町で太平洋