hibitekitou
Mac上でSoftimageのライセンスサーバーを動かす
xsi |2010-10-09
Mac OS X で動くMac mini上でライセンスサーバーを動かしてやれば省エネだしいいんじゃないかねって思ったんです。特にMacメインで環境を構築していると、そのMac miniをファイルサーバーにしてもいいですしね。あとMac mini serverを導入するきっかけにもよいでしょう。そういえば数日前に渋谷のビックカメラへ行ったら、先代Mac mini serverが79800円で売ってたな。もちろん僕には必要ないものなので買わないけど。
きっかけとして、職場でmayaとSIと同じマシンでライセンスサーバーを動かす際、2011にどちらもあげていたし、試しにSIのライセンスファイルの内容をmayaのライセンスファイルに追記してみたのです。そしたら、maya向けに動かしていたライセンスサーバーからSIのライセンスを取得できました。ということがありました。
また、AutodeskのSuits製品でmayaとSI、maxとSIが同胞された物が売られている以上、同じライセンスサーバーで動くであろう、という想像もつきます。
ってことで、Mac版のライセンスサーバーにSIのライセンスファイルを食わせてやればよいと結論づけ作業開始です(たぶん、代理店は保証してくれないので自己責任の決意を固めて(^^;)。
ライセンスサーバーのインストーラを取得します。
現在落とせる最新はAutodesk Network License Manager 11.7 [Autodesk] かな?。対応している物として、max, maya, automotive, design, surface, maya entertainment creation suite, motionbuilder, mudbox, showcaseに続いて、Softimageも記されています。そこからMac用のdmgファイルをダウンロード。中にはNML.pkgというインストーラが含まれます。
こいつをインストールします。指示に従うだけ。
で、ここからがちょっと厄介で、Windows版のようなGUIがありません。ですから手動で作業を行っていきます。
まずはライセンスファイルを取得します。
これはWindows上でも同じことですね。Autodeskの専用サイトにアクセスして取得しましょう。その際必要な情報はホストネームとホストID。ライセンスサーバーを走らせるマシン上で、以下のコマンドを実行して情報を取得します。
/usr/local/flexnetserver/
ここにライセンスサーバーのソフトウェアが入っており、ここの中のツールを使います。この階層に移動しているとして、
ホストネームの取得
./lmutil lmhostid -hostname
この結果、The FLEXnet host ID of this machine is "HOSTNAME=xxxx.local"とか返事がきます。xxxx.localがホストネーム。
ホストIDの取得
./lmutil lmhostid
この結果、The FLEXnet host ID of this machine is "xxxxxxxxxxxx"と返事がきて、xxxxxxxxxxxxがホストIDになります。
まぁMac OS Xの場合、システム環境設定のネットワークから得られる情報ですけどね。ただ、ホストIDについては、今どきのMacってEthernetやAirMac, Bluetoothと複数のネットワーク機器を積んでいるし、しかしてflexlmのサーバーがどのホストIDを参照するか分からないから、このコマンドを実行しておくのはありでしょう。任意のネットワーク機器を見に行くための方法は多分あるんだろうけど、ちょっと分からないのでパス。
以上の情報を持った上でライセンスファイルを取得します。
取得したテキストファイルにはadsk_server.licという名前を付けてやります。
そして、/var/flexlm/ にそのファイルをコピーしてやります。flexlmが存在しなければあらかじめ作っておきます。
これでMacを再起動させればライセンスサーバーが動作するはずです。
続いてSoftimage側の設定ですが、Setenv.batの中身の
set _ADSK_LicServers=@hostname
の行のhostnameを念のためライセンスサーバーの動いているMacのIPアドレスに指定し直しました。
これだけ。
ということで、無事Softimageが起動しています。
ちなみに、ライセンスサーバーの開始と停止とリスタートは以下のコマンドだそうです。
開始
sudo /sbin/SystemStarter start adsknlm
停止
sudo /sbin/SystemStarter stop adsknlm
再起動
sudo /sbin/SystemStarter restart adsknlm
またアンインストールは /usr/local/flexnetserver/と /Library/StartUpItems/adsknlm を削除のうえマシンを再起動だそうです。
これ以上の知識は、トラブった時に仕入れることにしましょう、うん。
きっかけとして、職場でmayaとSIと同じマシンでライセンスサーバーを動かす際、2011にどちらもあげていたし、試しにSIのライセンスファイルの内容をmayaのライセンスファイルに追記してみたのです。そしたら、maya向けに動かしていたライセンスサーバーからSIのライセンスを取得できました。ということがありました。
また、AutodeskのSuits製品でmayaとSI、maxとSIが同胞された物が売られている以上、同じライセンスサーバーで動くであろう、という想像もつきます。
ってことで、Mac版のライセンスサーバーにSIのライセンスファイルを食わせてやればよいと結論づけ作業開始です(たぶん、代理店は保証してくれないので自己責任の決意を固めて(^^;)。
ライセンスサーバーのインストーラを取得します。
現在落とせる最新はAutodesk Network License Manager 11.7 [Autodesk] かな?。対応している物として、max, maya, automotive, design, surface, maya entertainment creation suite, motionbuilder, mudbox, showcaseに続いて、Softimageも記されています。そこからMac用のdmgファイルをダウンロード。中にはNML.pkgというインストーラが含まれます。
こいつをインストールします。指示に従うだけ。
で、ここからがちょっと厄介で、Windows版のようなGUIがありません。ですから手動で作業を行っていきます。
まずはライセンスファイルを取得します。
これはWindows上でも同じことですね。Autodeskの専用サイトにアクセスして取得しましょう。その際必要な情報はホストネームとホストID。ライセンスサーバーを走らせるマシン上で、以下のコマンドを実行して情報を取得します。
/usr/local/flexnetserver/
ここにライセンスサーバーのソフトウェアが入っており、ここの中のツールを使います。この階層に移動しているとして、
ホストネームの取得
./lmutil lmhostid -hostname
この結果、The FLEXnet host ID of this machine is "HOSTNAME=xxxx.local"とか返事がきます。xxxx.localがホストネーム。
ホストIDの取得
./lmutil lmhostid
この結果、The FLEXnet host ID of this machine is "xxxxxxxxxxxx"と返事がきて、xxxxxxxxxxxxがホストIDになります。
まぁMac OS Xの場合、システム環境設定のネットワークから得られる情報ですけどね。ただ、ホストIDについては、今どきのMacってEthernetやAirMac, Bluetoothと複数のネットワーク機器を積んでいるし、しかしてflexlmのサーバーがどのホストIDを参照するか分からないから、このコマンドを実行しておくのはありでしょう。任意のネットワーク機器を見に行くための方法は多分あるんだろうけど、ちょっと分からないのでパス。
以上の情報を持った上でライセンスファイルを取得します。
取得したテキストファイルにはadsk_server.licという名前を付けてやります。
そして、/var/flexlm/ にそのファイルをコピーしてやります。flexlmが存在しなければあらかじめ作っておきます。
これでMacを再起動させればライセンスサーバーが動作するはずです。
続いてSoftimage側の設定ですが、Setenv.batの中身の
set _ADSK_LicServers=@hostname
の行のhostnameを念のためライセンスサーバーの動いているMacのIPアドレスに指定し直しました。
これだけ。
ということで、無事Softimageが起動しています。
ちなみに、ライセンスサーバーの開始と停止とリスタートは以下のコマンドだそうです。
開始
sudo /sbin/SystemStarter start adsknlm
停止
sudo /sbin/SystemStarter stop adsknlm
再起動
sudo /sbin/SystemStarter restart adsknlm
またアンインストールは /usr/local/flexnetserver/と /Library/StartUpItems/adsknlm を削除のうえマシンを再起動だそうです。
これ以上の知識は、トラブった時に仕入れることにしましょう、うん。
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