macOS 11.4でようやくRadeon 6000シリーズに対応するそうです。
こっそり追加されたのではなく、リリースノートにしっかりと書かれている模様。
Apple、開発者向けにAMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックカードをサポートした「macOS Big Sur 11.4 beta Build 20F5046g」を公開。[Apple Ch.]
AMD Navi RDNA2のもの、つまり6800、6800XT、6900XTに対応する、と。(もしかしたら6700XTには対応しないのかもしれない)
パブリックベータもリリースされたようで、だからそれを試す人も出てきました。Redshift3d.comのフォーラムで、Mac ProにRadeon RX 6900XTを積んでベンチマークを走らせた人がその結果を上げてまして、それによると Time: 00h04m56s だそうです。この数字はWindows版におけるGeforceのRTX 3060Tiと同じぐらいみたい(ちょっと6900XTの方が遅い)で、従来のMac環境でのVega II一枚積みの倍近いスコアと言えそうです。
もっともこのベンチマーク、NVIDIAのRTX 3090だと6900XTの倍ぐらいのスコアになります。ゲーミングの性能ではRTX 3090と張り合ったり超えたりすることもある6900XTですから、RedshiftのMac版にチューニングの余地があるということなのか、Metalがまだまだってことなのでしょう。
それでもMac環境下において最強のカードを利用可能になるというのは大きいし、6800であっても5700XTよりも遥かにいい性能を示すらしいから、嬉しいアップデートとなるのは間違いありません。
また、GPUレンダリングにおいて重要なのは、複数枚搭載することでスコアがリニアに近い数字で伸びていくということです。この意味でApple Siliconにはあまり期待ができないと考えているので、将来のApple SiliconのMac ProでのAMDのカードのサポートは、AppleがApple SiliconでGPUパワーの増設を行うための機器を自分で出さないなら必須と言えそうですし、そうなるよう期待します。(で、M1でもeGPUがサポートされるといいなぁ…。ハードウェア的に無理なのかねぇ…)
ちなみに、個人的に所有しているeGPUの箱は550W電源なのでRadeon 6800XTは積むことができないようです。6800までみたい。じゃぁそれを手に入れようかなってネットを漁ると、今、GPUカードが大変に不足しているそうで、昨年11月に売り出された頃は高くても8万円超えることはなさそうだったのに、今は在庫がなく、あっても10万円を超える価格で取引されているようで、これは当分手に入れるのは無理だなと思いました。
2017 iMacにブログ主さんと同じ外付けGPUを挿して動画編集してたのですが、最近M1 miniを導入して無用の長物となりました。
そこで中のグラボを引っこ抜いてPCIeとM.2 SSDを変換するアダプタを使って40Gbps接続で外付けストレージとして再利用出来ないかなぁと思ってるのですが、ブログ主さん的には可能だと思われますか?
Thunderbolt3の外付けケースとして活用出来たらなぁと…。
もしお時間があります時にでもお返事頂けたら幸いです。
それでは失礼します。
SonnetのBreakaway Boxの説明には
Breakaway BoxはGPU以外のThunderbolt対応のフルレングス、フルハイト、ダブル幅までのカードをサポート、搭載されたシングル幅x16 PCIe 3.0スロットはRED® Rocket-XやAVID® Pro Tools|HDX(4)といったフルレングスカードをサポートします。
ってなってますし。
Thunderboltの転送速度に引っ張られるから3000MB/sを超えるのは難しいみたいですけど、ネット上に例を見ないし、人柱として面白いなと思いました。
以前はM.2 SSDを外付けケースに入れて一時使用データ用に使っていたのですが、ケースがUSB3.2接続で無いと20Gbpsが出なくて、USB3.1のiMacでは10Gbps接続になり980MB/sec程しか出ませんでした。
そこで使う機会を失ったOWC Mercury Helios FX 550Wを活用したら40Gbps接続出来るでは…との思惑でした。
M.2 SSDはありますし、PCIe変換アダプタはGLOTRENDSのがMacProでも使えた報告もありますし、990円と安いので試してみますね。
結果はまた追ってお知らせします。それでは失礼します。
無事に40Gbpsで接続され、M1 Mac miniにて
BlackmagicでRead 2608MB/sec Write 2084MB/sec、
AmorphousDiskMarkでRead 2882MB/sec Write 963MB/sec
という結果でした。
5回位ベンチを回すと熱から速度低下で転送レートは半分位に落ちました。
動画の編集中の素材の一次置き場として使いましたが、4K動画の編集もスムーズに行えたので、クソでかい外付けSSDではありますが、YouTubeの動画編集専用のminiとして活躍してくれそうです😄
M2 SSDをThunderboltで繋いだベンチマークを見ると3000MB/sを超えるものは見たことがないので、非常に良い値が出ているようですね。
おっしゃる通り箱が中身にしてはクソでかいことになりますが、資源の有効利用として良さそうです。
うちも現在eGPUが一台浮いているので、何か試してみたくなりました(^^)