日々適当

hibitekitou

Vue のカメラ

cg |2008-10-21
普段、あまり意識することはないのだけど、Vueにおけるカメラの設定ってどのようになっているのだろうとちょっと試してみました。

横長525



カメラを横に構えたときと縦に構えたとき、という感じですね。
水平画角が同じであるために、横に構えた状態では頭と足がちょっと切れてしまっています。

自然に考えるなら、水平画角と垂直画角が逆転するはずなのですけど、そうじゃないようです。

それではレンダリング解像度を320 x 180というちょっと細長いアスペクトで出力するよう設定するとどうなるか。そのカメラの縦横それぞれの構えた状態は以下の通り。





ということで水平画角が固定され垂直画角が変化していることが分かります。

以上のことから、Vueのカメラのもつフィルム アパーチャーとでもいうべき部位は、水平方向は固定だけど、垂直方向が自在に伸び縮みしてしまうようですね。
そんなわけで、Vueのレンダリング設定において画角を決定する際、HDのフレーミングの左右を切ってSDのフレーミングでレンダリングしたいときはレンダリング解像度をいじるだけでは駄目で、画角もいじってやる必要があるわけです。
逆に、SDのフレーミングの上下を切ってHDのフレーミングにする時は、レンダリング解像度のみをいじってやればいい感じです。

まぁ、実在のカメラのレンズのようにミリ数で考えるのではなく、水平画角基準か垂直画角基準という3DCG的考え方を主軸にすれば混乱することはないでしょう。とにかく、Vueは水平画角基準である、ということっすな。

そんなわけで、たとえばmodoと連携するときは、Cameraの「フィルムにフィット」のパラメータを「水平」にしてやるとよさげというのは以前書いた通りです。
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