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QuickTime 7 サポート、正式終了

mac |2018-10-13
Apple、「QuickTime 7」および「QuickTime Player 7」のサポートを終了。 [AAPL Ch.]

って事で、正式に終了したそうです。
Mojaveは最後の32bitアプリ動作環境という事で、まだ QuickTime Player 7は動くようですが、これで脆弱性が発見されたとして、Appleによる修正はMac環境においても全く期待できなくなったってわけですね。
もちろん、フォーマットとしてのQuickTimeはバリバリに現役なのだけど、それを駆動するための仕組み(ライブラリやOS標準プレイヤー)としてQuickTime 7世代のものが消えるって事ですね。

ただ問題はQuickTime Player XがQuickTime Player 7と比べて、機能として貧弱であるって事です。
例えば下図は同じmovファイルを、上側がMojaveのQuickTime Player Xで下側がCompressorで開いて同じフレームを表示している図なのですけど、



Compressorのを見てわかる通り、編集ソフトにより付与されたタイムコードがこのムービーには埋め込まれていました。QuickTime Player 7ですとムービーの0スタートの時間とフレーム数、及び編集ソフトやムービー収録時に埋め込まれたタイムコードを参照できたのが、QuickTime Player Xでは0スタートの時間しか表示されないわけです。またQuickTime Player 7ですと数字指定で目的のフレームまで映像を飛ばすことができるのに対し、QuickTime Player Xにはその機能は無いようです。
動画の再生性能の足回りはQuickTime Player Xの方がQuickTime Player 7よりはるかに上等なものであると感じられるのだけど、機能が足りていないのですね。

それで以前はSwitch [Telestream]ってプレイヤーを重宝していました。フリー版でQuickTime Player 7のPro版に匹敵する内容を持っていたと思います(変換系はお金を払わないとでしたけど)。それがバージョンが上がって基本的に有料になっちゃったんですよね。もちろんそれを購入するのはアリだとは思うのですけど、万人にオススメできるわけでは無い。ちなみフリーでいい感じに使えたのはVer.3までです。

なので人によってはDaVinci Resolve 15 [Blackmagic Design]をプレイヤーとしてなんてことをしている人もいるようですが、いかにも大仰だと感じます(無料でも利用できるし、入れておいていいツールだとは思いますが)。

Twitter上では
ってのを目撃したのを思い出して、mpvってのを入れてみようと思ったりしますが、Homebrewから入れようとすると

動画プレイヤーmpvのススメ [愛のらくがき帳]

あ、これは大変そうだ(^^; 編集ソフトなんかから埋め込まれたタイムコードを表示したりカレントフレーム位置の指定を数字でできるのかは不明。
brew install mpv で入れた状態でターミナルから mpv [ファイルパス] で起動させるとものすごく軽く起動するけど、たぶんオプションを色々と設定しておかないと使いやすくはならないですな。Youtube動画再生とかできるのはいいな。

まぁそんなわけで微妙に困っていますよ。
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