日々適当

hibitekitou

iMac Proが発売開始されたよ

mac |2017-12-15
日本時間11/14 23時過ぎだと思いますが、AppleStoreにて購入可能になりました。
予想はされていたとはいえ、非常に高額なMacとなったわけで(個人的にこの構成は欲しいというのにすると100万円コース、盛り盛りにSSD,メモリを搭載すると150万円コース)、残念ながら自身の自宅用途での購入は難しいと感じています。

  iMac Proベースモデル iMac Pro 盛り盛り iMac 盛り盛り Mac Pro 盛り盛り
CPU Xeon 8コア(19MBキャッシュ) 3.2GHz (TB時4.2GHz)
10コア(23.75MBキャッシュ) 3.0GHz (TB時4.5GHz)
14コア(33.25MBキャッシュ) 2.5GHz (TB時4.3GHz)
18コア(42.75MBキャッシュ) 2.3GHz (TB時4.3GHz)
Xeon 18コア(42.75MBキャッシュ) 2.3GHz (TB時4.3GHz) Core i7 4.2GHz (TB時4.5GHz) Xeon 12コア(30MBキャッシュ) 2.7GHz
GPU Radeon Pro Vega 56(8GB HBM2メモリ)Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ) Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ) Radeon Pro 580 8GB VRAM FirePro D700
メモリ 32GB 2666MHz DDR4 ECC
64GB 2666MHz DDR4 ECC
128GB 2666MHz DDR4 ECC
128GB 2666MHz DDR4 ECC 64GB 2400MHz DDR4 SO-DIMMスロット 64GB 1866MHz DDR3 ECC
ストレージ 1TB SSD
2TB SSD
4TB SSD
4TB SSD 2TB SSD 1TB SSD
ビデオ出力 5K x 2
4K UHD x 4
4K x 4
5K x 1
4K UHD x 2
4K x 2
5K x 3
4K x 3
Thnderbolt 4
Thunderbolt 3(Displayprt 1.2/USB3.1 Gen2)
2
Thunderbolt 3(Displayprt 1.2/USB3.1 Gen2)
6
Thunderbolt 2(Displayprt 1.2/USB3.1 Gen2)
USB 3 4
Ethernet NBase-T (10Gbps/RJ-45) x 1 10/100/1000Base-T (RJ-45) x 1 10/100/1000Base-T (RJ-45) x 2
Bluetooth 4.2 4.0
価格(税抜き) 558,800円 1,394,800円 583,800円 728,800円


iMacを盛り盛りにした金額とiMac Proの一番安いのがそう値段が変わらないのですね。とにかく計算速度が高速なマシンが必要だったりしないのなら素直にこっちにしておくのが良さそうです。
Mac Proの方も、iMac Proと比較してお安いと言えましょう。けど、その12コアモデルよりもiMac Proの10コアモデルの方が高いパフォーマンスを示すことはほぼ間違いない事から、予算規模としてiMac Proを選べるのにMac Proにあえてする場合があるとするなら設置スペースの問題以外に無いのだと思います。Mac Proは10.9〜入ったと思うので、macOSのバージョンの問題でMac Proを選ばざるえないとう現場も中にはあるかもですか?

現状、iMac Proのスタイルつまりが一体型であるということさえのみこめれば、パフォーマンスを求めるMacユーザーは迷わずこれに行くべきでしょう。しかしてiMac Proの懸念点としてはメモリ増設ができなさそうというところでしょうか。

iMac ProのメモリはApple Storeおよび正規サービスプロバイダでのカスタマイズとなるため、最大512GBまでのアップグレードは難しい? [AAPL Ch.]

アクセスが難しい位置にメモリスロットが存在する事から、ユーザーが自身で交換することは事実上不可能と言っていいようです。だから買うなら必要量をモリモリしておかなければならない。また、残念なことにAppleStoreでの選択肢がない以上、CPUとしては認識可能な512GBという容量も無理っぽいです。
<追記>AppleStoreとか正規サービスプロバイダでの交換が可能なのようですが、そこでサードパーティー品のメモリを認めてくれるかは不透明ですか?</追記>

そこいらへんの不満に応えるモデルが将来のMac Proとなるのでしょうが

Apple、デザインを刷新した次期「Mac Pro」を開発中であることを改めて明らかに [気になる、記になる…]

ということで、早く登場して欲しいものです。

でもってこのモデルの注目点としてはGPUでしょうか。Vegaを搭載しています。
PC向けのビデオカードとしてはVega 64を搭載しているもの(Radeon Pro WX 9100)が$2200程の価格で売り出され始める(た?)ようです。iMac Proのは一体型に搭載している都合上、少しスペックを落としている可能性は高いですが、それでもなかなかの価格帯のGPUが搭載されていることになりますね。
ゲーム方面のベンチマークでのRadeon Vega(Proではない)がGeForce GTX 1080にも迫りきれないというなかなかに厳しいスコアを示しているそうです。iMacに搭載されているRX 580と比べるとVegaは明らかに有利な結果を示すものの、Geforceと比べると、んー?って感じらしい。ただ、Radeon ProはRadeonとはターゲットが違うということもありますから、ゲーム方面のベンチマークがイマイチってのが即使い物にならないということにはならないでしょう。どのように評価されるのか楽しみにしたいと思います。
なお、Radeon ProのライバルとすべきはNVIDAのQuadroで、価格帯としてはQuadro P5000でしょうか。比較するとどうなりましょうか。まぁCG用途では仮にパフォーマンスがRadeon Proの方が上であっても、WindowsやLinux環境ではQuadro P5000にしそうではあります。
Thunderbolt 3の採用で、来年春以降、もしかしたら外付けGPUという形でQuadroを使える可能性はあるので、コストさえ度外視できればVegaが仮にイマイチであってもなんとかなるかもしれませんね.

まぁそんなわけで、職場方面で買ってくれないかなぁと思っているマシンでございます。
(現在Mac Proで動いているビデオ環境は4Kや8K、HDR対応という意味でもリプレイスすべきだと思うので、プッシュしていきたいと思う)

自宅用としては、やっぱり無理だよなぁ
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