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WWDC開幕はもうすぐ

mac |2016-06-12
日本時間14日午前2時から基調講演が開始されるAppleのイベント、WWDC。今年は何が発表されましょうか。

開発者向けのイベントですから、Mac、iOS端末、Apple Watch、Apple TVのそれぞれに向けてのOSの発表があるだろうと言うのは、予想ですらない確定された事実のような扱いになるわけで、あるいはそれらの上で動作するサービスの発表もあるでしょうが、問題はハードウェアの発表が行われるかですね。

今年のMacのアップデートはMacBookが4月に出ただけで、

Mac Pro:2013年12月
iMac:2015年10月
Mac mini:2014年11月
MacBook Pro:2015年5月
MacBook Air:2015年3月

その他モデルはiMacをのぞいて登場から1年以上が経過しています。
特にMac ProとMac miniは酷い有り様で、PC業界全体から見れば、価格の割にはポンコツと言っていいんじゃないってスペックになってきておりますな。
また、MacBook Proも、2013年モデルあたりからそんなに変化が無い内容となっており(GPUがNVIDIAからAMDになっていたりストレージ性能が向上しているようだけど、それ以外の部分に進歩は感じられない)、やきもきさせてくれております。
ハードウェアの発表はないというのがおおかたの見方のようですが、OS XがmacOSと呼び名が変わるという話もありますしから、macOS世代のMacとしてリリースが発表されるとうれしいです(もちろん、それなりの内容を持った構成のものであることが大前提ですけどね)。
新型が出たらThunderbolt 3を搭載したモデル(ディスプレイも含めて)になるでしょうから、開発者はそれを前提とした開発をしたいだろうという事をかんがみて、新しいMacを発表しませんかね?

Apple Watchも登場から1年以上が経過しているし、それほど売れていないという話も伝わっています(Appleが正確な数字を発表していないようなので、分かりませんけどね)。WWDCではソフトウェア側の話は当然あるんじゃないかっておもいますが、初代モデルへのサポートも含めた今後を示す為のハードウェアの更新についての話があるとうれしいですね(ハードウェアの中身のアップデートが可能とか)。より薄く、一回の充電でより長時間利用できるようになるだけで、ずいぶんと変わるとおもうんだけどねぇ。

iOS端末については、これは次のOSが発表されるのは確実だとしても、それを乗せてたハードウェアがすぐに登場することは無いでしょうから(おそらくソフトウェアはベータリリースといったところでしょうし)、iPhoneやiPadの新型の登場はそれほど期待は出来ないと思っております。iPad Pro miniとか出たらうれしいですけどね。iPad miniサイズのProの内容を持ったもの(Apple Pencilに対応したもの)が登場したら即買いですよ。

tvOS向けの端末、つまりAppleTVは4Kサポートが期待されますけど、これはApple TVの現行モデルが昨年11月に出たばかりってこともあり、あまり期待は出来ないかなぁ。

ソフトウェアについては Metal の更なる進化って方向の話が基調講演に無かったとしてもきっとあるでしょうけど、VulkanやOpenCLへのコミットを是非ともお願いしたいところですが、さて、ありますかねぇ?(あまり希望は持てないんじゃないかっておもったりはします…)。
QuickTimeファイルをMac以外のプラットホームで取り扱うための仕組みをAppleのサポートでもって提供される道筋が示されたりするとそれを利用する業界的にうれしいわけですが、それこそ期待出来ないかな?(QuickTime for Windowsのサポート終了の話題は、映像業界方面でAppleの株を相当下げたと思うんですよねぇ。)

まぁつまり個人的には、仕事で使える、使えるようになると期待出来る、そんな発表を期待したいわけですね。

家電やPC関係そっちのけで車の発表をしてきたら、それはそれで笑えるかなぁ。乾いた笑いかもしれないけど。
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