日々適当

hibitekitou

iBooks

iPhone |2013-05-23
そういえば、iBooks Storeで電子書籍を買ったことがありません。いや、正確には小説を買ったことがない。
ってことで、試しに買ってみましょう。



購入する感覚は、音楽とかと変わりありません。
iOS端末に持っていくのも、単純に同期するだけ。簡単でよろしい。本の数が増えてきたらまた違った感想を持つかもしれませんが。

とりあえずiPhoneで読んでみます。本の雰囲気、あるいは気分によってフォントを選べるのは電子書籍ならではでしょうか。



しかし一ページの情報量がどうしても少ないので、あまり小説を読みたい感じじゃないかなぁ…。
一方で、iPadはさすがに良い。読みやすいし読む気にさせる。ただ、iBooksアプリの完成度がまだまだという気もしますな。
AppleのUIは、このiOS 6ではSkeuomorphic Designというデザインを取り入れていて、つまり現実世界のモチーフを再現する事に力を入れているわけですけど、だったら、ページ数をある程度反映した見た目にしてほしい物です。



これはこの本の最終ページですけど、本の真ん中へんにみえちゃっています。これがちょっと気持ち悪い。模倣するなら(その操作感に影響のない範囲で)徹底的にやってほしい物です。

もっとも、次のiOSではその方向性から変わっていくと言われていますし、それがどうなるか分かりませんけど、いずれにしても、コンテンツを駆動するアプリケーションの完成度の向上を望みます。

まぁしかし、iPad miniがRetinaになったら、やっぱり読書端末として手に入れたいという気分が高まりますな。

…ところでこの本、もともと中公100円eブックスってのから出た物なんでしょうか。そこ行くとこれは105円で売られていて、しかしてiTSでは150円。まぁいいんだけど、買うところによってお値段が違うってのは,書籍については新鮮な感覚ですな。
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Point Cloud Lookup

xsi |2013-05-23
基礎研究っていうか、メモというか。
Softimageのシェーダに Point Cloud Lookup ってのがあります。
これ"Procedural image sampling" [Vimeo] なんかで使われていると思われるTexture instancing Shader(rray.deにて"Texture Instancing"で検索すると見つかります)内の肝となるシェーダだと思うんですけど、それの使い方の本当に基本的なところのメモです。

このシェーダは、マテリアルを共有するポイントクラウドから、ポイントのベクトル系のアトリビュートを取得できるという物という理解でいいのかな?(なんか間違っているような気もするけど…)。ポイントクラウドと実際にマテリアルの設定をしたいオブジェクトのマテリアルが同じであることが大切
なもんで、以下のようなシーンで



グリッドからパーティクルを発生させて



それで以下のようなレンダーツリーを設定すると



何となくボロノイ的な感じで領域が分割されたようなイメージでテクスチャを並べることが出来ました。



たぶん、レンダリング時、ジオメトリにレイがヒットすると、そのヒットした位置から一番近い位置のPointCloudのポイントの位置を Point Cloud Lookupシェーダが返しているのだと思います。だから、ポイントの位置とレイがヒットした位置の差分をとって、それを0~1の範囲の収まるように整形してやれば、こんな感じの結果を得ることが出来るのでしょう。

Point Cloud Lookup の IN で PointPosition を指定しているのは、Vector State からの入力に一番近い位置にあるポイントを取得するためですな。で、Outではこの例では PointPosition を指定しているけど、取得したポイントのもつベクトル値のアトリビュートを任意に指定可能のはずなので、ここから何か別の効果を狙うことも出来ましょう。

少し、有用な結果を得ることが出来ましたですよ。
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