日々適当

hibitekitou

JPEG

pc |2012-08-30
そもそもJPEGってのは Wikipedia によると、色成分をRGB, YCbCr, YMCKのどれも用いることが出来るのだそうです。RGBだけじゃないのですね。しかも、デジタルカメラで用いられている規格EXIFにおいては一番標準的なフォーマットであるJFIFを拡張したフォーマットをらしいのですけど、JFIFってのはYCbCrを用いることが規定されているのだそうです。4:4:4とか4:2:2とかは自由に選択可能だそうらけど、いわゆるYUVが標準なようです、JPEGって。

さて、ここで疑問が起こります。
JPEGの色空間ってsRGBとかAdobe RGBとか。つまりRGBなんじゃないの?って。
これ、たぶんごっちゃにしちゃっている。
色を座標で指示できる色空間の範囲の大きさの規定としてのsRGBとかAdobeRGBってのと、色を実際にデータとして記録するためにRGBの情報をYCbCrに変換の上記録するというのは矛盾しないでしょう。

故に、iMediaHUDってソフトにJPEGファイルをドラッグアンドドロップすると、おそらくファイルに保存されている色がどんなフォーマットであるかを示しているために、カラースペースにYUVって表示されるのだけど、プレビュー.appで開くと、そのファイルの画像に定義されている色空間がsRGBであるという意味で色空間情報って部分にsRGBと表示されるんじゃないかと愚考いたします。



ちなみに、デジカメでRAWで撮影したものを現像してJPEGに保存する時、RAWファイルの画質をいい感じで出力するために、YCbCrの4:4:4で保存する物もあるようです。EXIF規格においては4:2:2なのだそうで、そんな意味でもRAWからJPEGにした方が画質面で有利ってのがあるのかもしれませんね。

シグマが追求する画質観 [SIGMA DP2 : スペシャルコンテンツ]
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