日々適当

hibitekitou

Compressor 4 の良くなった点、良くなってなかった点

mac |2011-07-03
といっても深く使っているわけじゃないので。

まず良くなった点。

Final Cut Pro Xからデータを渡してエンコードを行う時、前バージョンではFinal Cut Pro 7から渡してエンコード中、FCPを落とす事が出来なかったのですけど、今バージョンとFCPXとの組み合わせではFCPXを落とす事が出来ます。まぁ、FCP時代のメモリ消費量なら別にウインドウを隠しちゃえば気にならないのですけど、FCPXになって非常にメモリ食いになったために、FCPXを立ち上げっぱなしでエンコードさせちゃうと、他の作業に支障をきたしちゃうので、落とせるのはありがたい。

イメージシーケンスの読み書きが出きるようになった事。



連番でファイルを書き出す事が多い私にとっては非常に喜ばしい。
でも、イメージシーケンスをたとえばProResに変換した時に、色の変化がどんなもんかとかは検証してない。どんなもんでしょうね。

うーん、これぐらい?
あとは正直変わった印象がない…



上図はH264エンコ中の状況。エンコード中に2つのプロセスが動作しています。それぞれがどんな役割になっているのか分かりませんけど、一部の処理を64bit化してはいるようです。Compressorのエンコーディングの設定を行う画面は、言ってみれば単なるフロントエンドなので、こいつが64bitアプリである必要性は薄いわけで、そこの部分が32bitアプリであるのにはあまりがっかりはしていませんけど、CPUの消費具合や64bit対応が一部にとどまっているという状況には残念な思いです。

それからイメージシーケンスを読めるようになったのはいいのですけど、フォルダ単位でしか読み込めないのはいただけないですね。
通常の作業時、一つのフォルダに複数のシーケンスを放り込むっちゅうの…。これらをまとめて読み込みやがります。その処理が十分高速ならまだよいのですけど、まだ、その処理の速度については確認しておりませんのでなんとも言えませんが、それでも、シーケンスを個別で選ばせて欲しいな、って思います。
といいつつ、AfterEffects方式で、イメージシーケンスの一部フレームを選択すると、同じ名前のものがシーケンスとして読み込まれるというのも、読み込む時、結構かったるいのよね(しかも僕はイメージシーケンスの連番数字部分の桁数をそろえる癖が無いもので、イメージシーケンスのフレームナンバーが一桁のファイルを探して、そいつを選択しないといけないのね。面倒)。イメージシーケンスごとに一つのフィイルのように見せてくれるダイアログの採用をしてくれたとしても、そのダイアログの表示が遅くなるならごめんこうむりたいし(Autodesk Compositのダイアログのレスポンスは最悪です)。そんな意味で、現状のフォルダ以下のイメージシーケンス片っ端から読み込むのも、十分早いならまぁいいのかもしれんけど、果たして速度はどんなもんでしょう。

まぁでも、これが5980円なら、まぁまぁいけてんじゃないすかね。
複数マシンに入れる事が出来て、そいつを分散レンダリングのノードとして利用できるのなら、さらに良いと思うのだけど、それが可能かどうか(一つのライセンスで可能なのか)の確認はしておりません。

という感じか。
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