ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

S. Bolander's FJ-25

2012年04月25日 | TOYOTA TRAIL

 1958-1961年の頃にアメリカに輸出された左ハンドルのFJ-25は、アメリカ最大のランクル愛好家団体のTLCAでさえその数を把握していないようである。ただ生存している車体の数は極めて少なく、この数さえ不明。故にコンデションの良いFJ-25を所有しているオーナーは愛好家達の仲間内では誰だか知られているのである。

 

2006年夏のTLCA 発行のToyota Trailsは30周年記念号であった。

そのページをめくると、

 

FJ-25の記述があります。

このワインレッドのFJ-25はTLCA メンバーのステーブ ボランダー氏の所有車です。

綺麗にレストレーションされたFJ-25はクラッシックカーのイベントにも参加します。

そして、オーナーのボランダー氏は16歳の時から青いFJ-25を乗り回し、その後多くのFJ-40を愛用してきました。そしてこのFJ-25は氏にとっては2台目の25です。

...

そして、とうとう この FJ-25が、

競売(E-BAY) に出されました。

1959 Toyota Landcruiser FJ-25, e-bay

 

Original Land Cruiser For sale By Owner.

This FJ-25 started it's life in the sunny islands of Hawaii.  Non-US import vehicle most likely was ordered from Toyota prior to Hawaii Statehood.  This particular rust-free FJ-25 retains virtually all of its original components, parts, F-engine, drive-train, and a slew of accessory rarities seldom seen today on any of the few surviving FJ-25s. Plus, the previous owners obviously had some respect for what they had, since there were no modifications or "garage" chops of any kind. Not to mention, the engine runs strong as ever and is a very reliable source of transportation. 

This FJ-25 had been nicely re-painted a dark burgundy color about 15 years ago.  Not an original Land Cruiser color, however, well-suited for this particular truck. Some re-painting here and there, and a substantial amount of buffing eventually brought out its underlying potential luster. (I guess you could say this was also the original "Black Cherry FJ. The actual build date of this FJ is October 1958. The VIN number indicates that this particular FJ-25 was likely the 4th Land Cruiser that Toyota manufactured.


First of all, some unique and very rare FJ-25 parts and accessories that somehow managed to survive this FJ’s 50+ year-old existence:

 

さて、このFJが幾らで、何処に嫁いで行くのかを見守りたいと思います。

おそらく、

TLCA 会員の目もこの行方を追っている事でしょう。

アメリカは広くとも、事、FJ-25に関してはかなり狭いかも。

 


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5 コメント

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キレイですね (lcbj42vao)
2012-04-30 10:10:41
こういう個体を見ることができるのは流石アメリカですね。日本ではほぼ絶滅。日の目を見ないお蔵入りが3台居ますが・・・。
ランクルの母国でありながら、愛好家は依然として未熟です。その価値を見出し、大切に乗り、残すべきものを残す熱い人が少なすぎるし、そういう人には異端の目が向けられ世間の風は冷たい(…景気も悪いし土地も狭い…笑)。
…ebay見て溜息ばっかりついているようじゃダメですね。。。
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FJ-25 (ロクマル君)
2012-05-01 00:20:58
私が観たFJ-25で一番感銘を受けたのはカリフォル二アのTLCにある25でした。オリジナルペイントで外観の塗装は剥げていますがその歳月がたった風貌が実にいいです。

TLCといえばICONで有名ですね。そのICONのオーナーのジョナサンワード氏の脇にはいつもこのFFJ-25が置いてあるのです。彼のインタビューの中に、インスピレーションとか、コンバージョン、古いものと新しい物の融合、などの言葉が良く出てきますが、彼はこの25の存在にに相当感銘を受けているはずだと感じています、ですから彼も古い25を時々なぜながら溜息をついているようですよ。(笑)...おそらく。
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I CONは (lcbj42vao)
2012-05-03 07:37:46
アーリーなヨンマルを思わせる雰囲気というか演出に、オーナーの想いが垣間見えるような気がしますが、閉断面の新造シャーシーにダナかどっかのアクスルをショックと同軸に組まれたコイルで吊り、これでもか!と言わんばかりにボルテックエンジン。。。ボディーバリエーションもどちらかといえば南米のバンデランテに近い。
よく出来てるけどこれだけ違うともはや別物。見慣れたヨンマルなのにどこか余所余所しく感じてしまいます。貧乏人のひがみかな(笑)。。。
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FJ-25 (ロクマル君)
2012-05-03 11:18:13
ただ今オークションが終了しました。落札価格は10、695ドル(86万円)でした。

高いか安いかの評価はお任せ致します。


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安いなあ (lcbj42vao)
2012-05-03 19:19:16
・・・って私に出せるお金じゃないけど(笑)。
でもコンディションや稀少性も考え合せると安いとも思いますが、まぁ現実をよく分かっている金額ですね。
思うのは、日本人みたいに金に飽かしてガツガツせず意外と冷静かつ暖かい眼でマニアたちがやりとりしていますね。どれだけ希少でもあくまでも『クルマ』として扱ってる、こういう金額だから変なところへ行かず、よく解かった行くべき人のところへ引き継がれ結果長生きできるのでしょうねぇ。そのサッパリ感が好いです。
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