ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

基本的オフロードドライビングテクニックを習得する者が世界のオフロードを制する

2018年02月01日 | TOYOTA TRAIL

 先月書いた日記 FJ Cruiser Final and Next? の結論を持論で締めくくりたいと思う。そう思ったのは TLCA 2013年の冬号のToyota Trails の記事 A Dusty Trail of Memories by David Lee を再読して思う事があったからである。この記事が書かれた時にアメリカにおいては FJ Cruiser の販売が2014年を最後に終了する事が発表された時である。FJ Cruiser はハマーの雰囲気こそ持っているがジープラングラーに対抗する本格的なオフロード車であり、キュートとかレトロという車体の形状を形容する表現は本当は似合わないクルマである。発売当初 Trail Teams Program が結成され約3年間に渡ってその活動が話題となった。トレィルチームの指導には4x4 GOD (四駆の神)と称されている Bill Burke の様な優秀なオフロードドライバー達が集っていた。今という時はFJ が販売されていた時代を客観性を持って観ることが出来る。振り返って観ると結果、 FJ Cruiser Trail Team の存在はFJ Cruiser の販売促進の為の揮発材(広告)にすぎなかったのである。

 もしも、TOYOTA が本気で 次期 FJ Cruiser を世に出す時が来るとするとマーケッテングにおける展望に育てるという概念を強く置いて欲しいと思う。育てるという内容は安全と環境を分母にして基本的オフロードドライビングテクニックを習得してもらうというメーカー主体の取り組み姿勢である。そこには乗る、から乗りこなす、という四駆に対する意識の違いが生じてくる。良いクルマを造るだけで売れる時代は終了している。オフロード車と基本的オフロードドライビングテクニックはセットであるという本来ランドクルーザーが持っていた価値観を再認識する事が付加価値となる。そういう時代が将来やって来るのではなくて、既に今がそういう時代なのだと理解している。

 


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