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FJ Cruiser Final and Next?

2018年01月19日 | FJ CRUISER

 2010年より日本市場に投入されてきたToyota FJ Cruiser はもう直ぐ日本市場での販売が終了する様子で、昨年の秋よりファイナルエディションと証するベージュ色の特別仕様車が販売されているとの事。それはアメリカで販売されたトレイルエディションの持つ外装の特徴である前後ブラックバンパーを備えている。写真のFJは日本の有る地方で毎日の通勤に往復40キロ以上使い込まれている一台だ。スノータイヤ用に往来のオリジナルホィールこそ装着しているがUS トレイルエディッション仕様の左ハンドルのFJである。オーナーの手入れも良い事もありドライブは頗る快適で一般公道を走行する時はクルーザー、クルージングという表現が相応しく、FJクルーザーに乗っていると独特の感覚が楽しく感じられる。

 

 Toyota is acting eager to get a vehicle back into the 4x4 enthusiast market, especially since it's 4x4 crowd pleaser the FJ Cruiser hasn't been revived yet. Speaking to Motor Trend at the 2018 Detroit Auto Show, Toyota Motor North America CEO Jim Lentz said, “There’s room for an authentic small off-road SUV. Everyone moved out of that segment because of truck CAFE ratings. But we’re getting a lot of requests from folks who want another FJ or some variant.”

 “There is room on the lower end, in terms of price or authenticity, for an off-road, frame-based SUV,” Lentz said. “This would be for people going outdoors, but truly going off-road. This would not be all-wheel drive for safety, this would be four-wheel drive with ground clearance.”

 

 上記はこの一月に開催されたデトロイトオートショウで TMNA の CEO.JIM LENTS氏 が言葉を選びながら語った興味深い内容である。(記事はFour wheeler Network より引用)要約するとトヨタは新しいFJタイプの四駆を北米市場に出す事を検討している、という事だ。それはRAV4の派生型や4RUNNERとも異なる。期待からするとJEEP WRANGLERに対抗するラダーフレームを備えた機能的な四駆である。FJクルーザーは日本市場において近く幕を閉じるが、それはFJクルーザー2を市場に出す為の過程なのだと肯定的に捉える事も出来る。いずれにせよラングラー、FJを越えるという課題はとても難しい。それを考えると四駆の機能を技術的に電子化したり四駆に快適さを追求する姿勢は四駆好きな消費者から見ると四駆に対する本質的な挑戦から逃げている様に感じてしまう。次期FJに期待される打倒ラングラーとは技術やデザイン、性能の優位だけでは太刀打ち出来ない課題であるからこそトヨタにとっては挑戦しがいのある課題だ感じている。

 


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