職員室通信・600字の教育学

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「聴いたことのある音で埋まっている小説」、「聴いたことのある音ばかりの人生」と何度もつぶやきましたよ

2006-10-18 14:49:41 | Weblog

 2006 どこかで聴いたことのある音ばかりの人生 



■アコーディオン奏者のcobaが、アコーディオンの聖地・イタリア・カステルフィダルドで、ヴォーチェ・ドーロ(金のリード賞)を受賞しました。
 東洋人初。
 もちろん日本人初。

 アコーディオンのイメージを「世界レベルで」一新させたという功績だそうです。

 この、わたしの「600字の教育学」にアコーディオンの話題が登場するって、唐突で、なんだか変やなぁ~^^;^^;と感じる方もいらっしゃると思いますが、実はわたしはアコーディオン歴が長い(腕前の話はまったく別……)好きなのです。

 わたしのうちには、レコードやCDやFM、演奏会等で聴いた「音楽」が収まっている層と、自分自身がアコーディオンで奏した「音楽」が収まっている層とがあります。

 インタビューに答えてcobaは「倒れる寸前まで、聴いたことのない音を追いもとめたい」と。

 おお!
 (1)「倒れる寸前まで」と、(2)「聴いたことのない音」という2つのフレーズが、2連発という感じで、わたしの頬を打ちました。




■大学時代に本屋で文芸雑誌を立ち読みしていたら、わたしの小説が取りあげられていました。
 おお!
 遂に、わたしの作品もここまで来ましたよ……と心を躍らせました。
 ほんとうにうれしかったです。

 しかし、読んでいくと、ひとりの評者が「わたしはこの作品をとらない」と吐き捨てるように言っていました。

 たったそれだけなのですけど、わたしには「この作品は、どこかで聴いた音ばかりで埋まっている」と言われてていると直感しました。

 はずかしくて、はずかしくて、顔がドンドン赤くなっていく感じが、40年たった今でも残っています。

 きょう1日、「聴いたことのある音で埋まっている小説」、「聴いたことのある音ばかりの人生」と、何度もつぶやきましたよ(((p(≧□≦)q)))・°°。

■きょうは、青森県社会福祉協議会の主催で、福祉教育推進モデル事業研修会が開かれました。
 場所は名川町町民ホール。

 愛媛県松山市の「いきがい交流センターしみず」の浅沼裕子さんの事例報告。
 つづいて、黒石市社会福祉協議会の神昌博氏、南部町社会福祉協議会の四戸泰明氏、そして、わたしと事例を発表し合うというプログラムです。

 研修会の趣旨は「より効果的に子どもたちの福祉意識の高揚を図ることを目的として、地域を巻き込んだ仕掛け方や手法等について検討する」というものです。
 「福祉意識の高揚」という点ではわたしはお呼びではありません。
 ですから、はじめは、相当に強くお断りしたのですが、「地域を巻き込んだ仕掛け方や手法」については、わたしにも語るべきものがある……と判断し(そうふうにムリムリ言い聞かせ^^;^^;)て、出場を承諾しました。

 


■前段で「どこかで聴いた音ばかりの人生」と自虐的に書きましたが、学校・家庭・地域が連携・融合した教育システムづくり(学社連携・融合の仕掛け)については、他の人の何倍も足を使ってきたし、多少は自分の足跡も残してきたという自負があります。

 この点は浅沼氏も、本日、コーディネーター役の鳴海孝彦氏(県社会福祉協議会)もきっと同じだろうと思います。

 打ち合わせや発表のときの、浅沼裕子氏、神昌博氏、四戸泰明氏、鳴海孝彦氏のことばの端々に、「苦労」、「あきらめ」、「むなしさ」、でも、それに倍する「よろこび」と、わたしと共有部分が、いくつもいくつもあり、たいへん勇気づけられました。

★画像は、文化祭の準備=3年演劇の大道具づくり。

[2006年10月18日(水)]


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