職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

ガラスの破片のように散らばった「僕」「僕」

2006-08-11 13:43:04 | Weblog

06.08.11 ガラスの破片のように散らばった「僕」「僕」

お好み焼き粉(日清・鰹昆布の風味)がなくなったので、スーパーに行くと、いろいろな種類のお好み焼き粉があった。
 話には聞いていたが、材料がセットになった製品もあった。

 ここ、しばらく、わたし自身、お好み焼き修業のスランプに陥っていることもあり、研究のために、ユニバース、よこまちとまわり、手に入るものをすべて購入する。

■まず、「セット」商品から試してみた。
 作り方の指示のこまかさに感動。
 たとえば、オタフクの「こだわりセット(一人前)」の場合、ボールに水80CCを入れ、「やまいもパウダー」をよく溶き、つづいて「ミックス粉」を入れて粉ダマがなくなるまで混ぜる……。
 このあとに( )書きやカラー書きで「必要以上に混ぜたらアカン」とか「必ず、まずパウダーを溶くんやで。これがコツやで」とか補足してある。

 その他、キャベツはこのくらいの大きさに千切りするんや……生地は最後まで押さえたらアカン……ひっくり返したらすぐフタをしてプレートの温度を一気に240℃まであげるんや……などとつづいている。

 もちろん、その「指示」だけではなく、自分がもっているノウハウもプラスして焼いたのだが、結果として、自分がこれまで到達したことのある最高のレベル……このレベルが継続しないので悩んでいるのだが……このレベルに簡単に到達してしまう。
 スゴイ!

■30歳代の後半、紙の上に小さな町(村)を創り、その「町」から学校(大館中)に出勤し、夕方、またその「町」に帰る……という精神上の操作をしていたことがある。
 どの家の柱時計も休んでいて、魂という魂がみんな通りすぎてしまったようなひっそりとした町だ。

 その地図の上にある、タバコ屋、薬局、柿本屋(旅館)、七福食堂、七福教会、東京庵(料亭)、理髪店、土産物屋の牧野さん、山楽(旅館)……などは今でも鮮明に記憶している。

 当時は、自分のことを「僕」と言っていた。
 現実のなかで、ガラスの破片のように散らばった「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」「僕」……を1つ所に寄せあつめようとしていたのだと思う。

■夏期休暇1日目、朝食(トースト1枚・チーズ・ハム・コーヒー)を済ませ、アームチェアに座って、空を眺めているうちに、この「町」のことを思い出した



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