◆拝啓 同人雑誌創刊の計画とお誘い、並びに伊東静雄・庄野潤三などの資料提供、ありがとうございます。 いつも、いつも、ホンマにありがとうございます。 おっさんからお便りをもらうと、いつも、 「返事を書かなければ……」 「返事にはあれも……」 「これも……」 と考えながら、もらった書簡を、毎日、毎日、紺色のmont・bellのショルダーバックのポケットに突っこみ、あちこちへの行き帰り、常に、持ち歩いています。 きっと、もらった書簡と、「対話」をしているや……と思いますね(*^_^*)。 これが、結構、豊穣な時間なんですよ。 念のために補足しますが、この「書かなければ……」の「~なければ」は、おっさんに対する義務感ではなく、むしろ「書きたいという強い気持ちが自分にある」「書きたいという内容が自分にある」ということに対する、大きな喜び、ワクワク感……という意味です。 なのに、日々の仕事の強圧(特に原稿書き)に負けて、結局、いつもうやむやに終わってしまいます。 ここ数年間、ずっと、この繰り返しです。 どうかどうか無礼をお許し下さい。 アイロニカルにいえば、「持ち歩く」という行為は、おっさんの椅子の傍らに存在しているという感覚に、自分をマヒさせながら、つまるところ、返事が書けていない「申しわけなさ」「はずかしさ」という感情を、そろそろと取り払う、いわば「儀式」のような行為といえるかもしれません(>_<)。 でも、それにしても、それにしても、「返事を書かなければ……」「返事にはあれも……」「これも……」の中味、すなわち、書こうとして文字にならなかった、たくさんのことばは、いったい、どこへいってしまったのでしょうか(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)(>_<)。 ◆年末から年始、そして、この2月と、おっさんのほうもそうだったと思いますが、これでもかぁというくらい、忘年会、新年会、それに関連する諸々のイベントなどが、休みなくつづきました。 それが、やっと途切れ、きょうは、建国記念の日。 国旗掲揚を忘れてはいけないと、昨夜のうちに、旗竿を組み立て、頭に金の国旗玉をつけ、日の丸を結びつけ、玄関内のはなむけ号(折りたたみ自転車)のハンドルに立てかけておいたのを、早朝、玄関先に掲揚し、youtubeで紀元節を聴いて気持ちを引き締めたあと、こうして、おっさん宛の手紙を書いているところです。 ◆さて、同人雑誌創刊の件ですが、結論的には、参加は見送りたいと考えています。 理由を2点。 (1)最近は、雑誌を、自分の表現活動の場として考えなくなりました。 インターネットの自分のホームページやブログを活用して、1人か2人の読者(ひょっとしたら、その1人も2人も存在せず、WEBという虚空に向かい、虚像の1人か2人の読者)に向けて、ポツリとポツリと書いていきたいと考えています。 今、計画しているのは、わたしが、これまでに手に入れた教育に関する膨大な素材・資料という事実の断片(もちろん、これにはわたしの「経験」も含まれます)を、惜しみなく使い^^;^^;、かつ、ていねいに構成し組み立てて、ひとつの世界を構築していくつもりです。 存在しないもの(出来事&人物)をゼロから創出することはやりませんので、分類すれば、ノンフィクションのジャンルに属します。 今、登場人物策定段階ですが、おっさんも重要な登場人物です(^_-)。 (2)清貧、清貧といってるんですが、要するに、極貧の生活に陥っています。 40Wの電球1個で暮らしています。 自分では、炉端焼きのお店風、闇に支えられている雰囲気が嫌いではないのですが、他人(来客)には、 「暗いですね」 「気持ちが沈みますね」 「なにかが出てきそう……」 と、まったく理解してもらえないようです。(笑) 何年も前に切れたままになっていた玄関灯は、退場記念に、新しい電球型蛍光灯を購入しました。 ガスコンロは20年前のもので、先日、魚焼き器が腐食し、蓋の取り付け部分が落下してしまったので、業者に修理を依頼したら、もう部品がないという話でした。 やってきた業者はあきらかに、こういう製品がまだ使われていることに驚いていたようです。 現在、蓋の部分はガムテープで貼り付けて使用しています。 TV(もちろんアナログ)は、色が青いです。 FFストーブは不揃いの金属音を立てます。 先日、ずっと使用してきた携帯電話がダメになったので、大型デンキ店に行ったら、明るい照明の下で、薄型TVだとか、ミニコンポだとか、複合プリンターだとか、とてもとても自分には想像もできないものが、キラキラと並んでいて、まぶしく、クラクラしてしまいました。 もし今夜、わたしの家の前の凍結した道路で、若者の自転車が転倒し、はずみに彼のアパートの鍵とか財布とかをまき散らしてしまい、 「懐中電灯を貸してくれませんか?」 と……わが家を訪れる。 ……天井からぶらさがった、昔ながら電灯が、4隅の闇を引き立たせるように、さびしく照らしている空間。 壁の鳩時計の振り子が振れる音。 黄ばんだ壁。 不揃いな床板。 大小の傷跡を黒く残した木の柱。 わたしはなんとも感じていないませんが、若者にとっては、すべてが、一時代前の日本。 古い写真や映画の画面を通じ、記憶の一部となってしまった日本。 かなえられるものなら、この日本の空間、40W電球の下で、おっさんと2人で安ウィスキーやジンを飲みたいですね^^;^^;^^;^^;。 ということで(^_-)(^_-)(^_-)(^_-)、わしは、おっさんの同人雑誌創刊計画に対して、とても応援できる「位置」&「角度」には存在していません。 お許しください。 きょう、これでやめます。 後日に、また、つづきを書きます。 添付の『職員室通信』「中丸大輔T・道徳の授業 生徒を包みこむあたたかな表情」「参観日・親はわが子を見に来る」「わたしの教師修業」は、2/9に作成したものです。 これからはじまる、「わたし」という1人称視点で展開していくノンフィクションの重要な材料です。 ご高覧くださればさいわいです。 ★画像は、本文とは、なんの関係もありまヘンが、久慈駅ステーションプラザ。駅に不似合い。画像を選んでしまってから、反対側の立ち食いそば屋のほうをアップすればよかったと後悔しています^^;。 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
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