★職員室通信「かまう『量』日本一の中学校」(11/26発行)をアップした。 ――先日、アビトレ代表・木下晴弘氏の講演を、高橋T他、何人かの先生方といっしょに聞いた。 講演の終末部分で「母性愛欠乏症候群」と診断された女の子の話が出てきた。 スーザン(仮名)というアメリカの2歳児で、成長が生後5ヶ月でストップしてしまっている。 診察した医師団は、すぐに看護士やカウンセラーなどでチームをつくり、スーザンに1日6時間以上接して、接して、接しつづけたら、8ヶ月後に、通常の姿(月齢どおりの身長、体重、言語能力等……)に戻ったという実話だ。 木下氏は「人間はかまわれないと成長が止まる。放置されると弱っていく生き物だ」と力説した。 わたしは聞きながら、これは中学3年間の子どもたちについても同じことがいえる……、子どもたちひとりひとりは、(ちょっと斜めに構えている子も含めて)みんな「先生にかまってもらいたい」と思っているにちがいない……と思った。(もちろん、この「かまう」は過度な監視や管理や「過保護」とは次元が異なる。) 話がやや脱線するが、保護者も、先生方にうちの子をもっとかまってもらいたいと思っているにちがいない。 上のグラフは、昨年度末の保護者アンケートの結果の一部だ。 他の項目(「学校の情報発信」「保護者と教職員の話し合う機会」「授業・行事等の参観機会」「授業の質」等)は〈◎+○〉=80%~90%なのに、この項目は54%にとどまっている。 わたしたちの大きな課題だと思う。 かまって、かまって、かまいつづけてやる。 かまってやる「量」だと、みなみ中は、日本一だといわれるくらいかまってやる。 ★職員室通信「かまう『量』日本一の中学校」のつづきを読む ★学校教育現場の「職員室通信」としては、こんなものかもしれない。 読み手(教職員)と僕が同一時空間に存在する。 これが前提になっている。 だから、対象となることがら(例=学社連携・授業改善等)について、共有している情報量が多く、ま、打てばひびく状況にある。 前後の詳細や具体的状況はカットする。 明日の実践に向けて、僕はバタバタと書き、読み手も授業と授業のあいだの混乱状態でバタバタと目を通す。 当然、紙幅も限定される。 A4、2枚(2400字)が限度だ。 だから、改めて、読み返すと、なんだかスカスカ。 「教師修業みなみ道場(学校経営)・座付作者」の記事としては、ものたりない。 もう少し、憑依状態でうわ言のように「教育」を語る……という感じがほしい(*^_^*)。 今後の心づもりとして、ま、これ(今回の「職員室通信」)は、これでいい。 しかし、「教師修業みなみ道場(学校経営)・座付作者」としては―― もっとガンガン書き直さなければいけない。=ガンガン生き直すこと。 もっとガンガン塗り重ねなければいけない。=ガンガン情報を収集するということ。 「ガンガン」には、2つの方向がある。 1つは、テーマ記事(ここでは「かまう量」)の充実。 もう1つは、(テーマ記事を含む)「職員室通信」全体の充実。(この号には、他に「参観日」「会計管理」を含んでいる。) 「教師修業みなみ道場(学校経営)・座付作者」の記事量としては、目安として、400字詰め原稿用紙10枚。 ★画像=地域との交流活動。 ★関連記事 ・★スカスカの「職員室通信」+「情景描写」+「哲学」。はたして、これで、新しい自分が創出できるか? ★公式ホームページへ ★WEB無人駅線ページへ
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